47%・・・介護離職の割合だそうだ。
昨日のNHKの朝のドラマを見ただろうか?
被介護の母を休日に介護に行く娘さんの実話だ。
母親は主人公の父である夫と暮らしている。母は昔の夫の瑕疵を恨んで、夫の介護を拒絶する。
家と仕事と介護の往復。風邪をひいて寝込んでいても、母は容赦なく介護を要求する。
離婚し、仕事を辞めて、実家に戻って介護するのが、娘の勤めだと主張する。
父が癌になり、母を施設に入れることになった。そのとき、俺は娘に兄弟がいることを知る。この兄弟は何をやっていたのか・・・
結局、父が母を引き取り、最期を看取った。
確かに、
「親はこどもが看取るもの」
我々はこの概念に縛られている
でも、原作者みたいに気持ちだけで変わるわけはない。
介護と仕事の両立の事例として出ていた男性の母親は認知症。
認知症ではなく、多少なりともしっかりしていて介護サービスを拒否をするものにはどうしたらいいか。
介護休暇を取れるのは一部の大企業。休暇を申し出れば職が無くなる恐れがある。いっそ、離職したらと誰もが思う。47%はそのあらわれなのだ。
テレビは嘘をつく。そんなのは嘘っぱち。