エラリー・クイーンほど特異な作家はない。
まず二人の作家の共同ペンネームであること。岡嶋二人みたいなコンビがあったが、どちらかが亡くなるまで続いたのはクイーンだけ。
作家と探偵の名前がおなじであること。
雑誌を発行し、ミステリーの普及に貢献したこと。
「エラリー・クイーン・ミステリー・マガジン(EQMM)」の日本版は「ハヤカワ・ミステリー・マガジン」の前身。編集者だった都築道雄、生島治郎などの日本のミステリー作家を育てた。
代表作は「エジプト十字架の謎」などの国名シリーズ。
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ミステリー史上、最高の傑作と呼ばれる「Yの悲劇」はクイーンの作だが、当初、別名のバーナービー・ロスの名義で発表したため、いささか作風が違う。
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日本版ドラマでは、ドリル・レーンは石坂浩二が演じていたが、ご存知の方はいるだろうか?
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