
介護のブログではないと度々言っているのだが・・・
Kさんは去年か一昨年、介護していた百歳になるお母様を見送った。
今また、今度は愛犬の介護をしている。
愛犬は最近は足腰が立たなくなった。目も見えなくなり、呼んでも解らないくらい耳も遠い。歯が抜けて自分でものを食べられない。
おしっこやうんちを垂れ流すようになった。
Kさんはそんな愛犬をお孫さんが使っていたベビーカーに乗せて散歩に連れていき、すり潰したドックフードを食べさしてあげ、日に何度なくおむつを変えている。
「まさか、この子の介護をせなあかんようになるとは思わんかったわ」
失礼な言い方をするが、お母様を介護をしていたときよりもうれしそうである。
犬には手がかかるが癒しの効果があるそうだ。ひょっとして、介護しながら、逆にKさんは癒されているのかも知れない。