
今、寿司屋で一度に食べられる量は、GUILEさんの場合、酒を飲まなければ7品から8品、14貫から16貫。ツマミを頼んだり、あら汁や赤出しを頼んだらもっと少ない。したがって何を食べるかが、重要な問題である。
まずはコハダから。昔はギョクを食べるとその店の仕事がわかると言ったが、今は専門の業者がスシネタの卵焼きを卸しているので当てにはならない。
コハダのしめや、アナゴの煮切りが店の力量をあらわす。
コハダの次は白身を。特に決めてはいないが、何がいいか尋ねる場合が多い。
マグロは職人のネタを見る力量が問われる。やはりトロ。大トロではなく、中トロ。トロだけではなく赤身も。場合によってズケを。
最近は旬のイカを頼むことも多い。親父が歯が悪いから、家ではメッキリ食べなくなった。
次はアナゴ。煮切りのうまさを味わう。
最後に巻きか、軍艦か、玉でしめる。
この前、出向先ちかくのお寿司屋さんに、久しぶりに食べに言った。大将は忘れていたけど、女将さんが覚えてくれいた。なんだかうれしかった。
