ダスティン・ホフマンの「卒業」を見たのはかなり後、大人になってからだった。
当時、許されることなかったエンディング・・・思ったほど、ショッキングではなく、共感まではいかなかったけど、納得した。
ふと、村下孝蔵から大塚博堂を思い出した。夭折したミュージシャン・・・37歳だったそうだ。
大塚博堂の「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」からダスティン・ホフマンを知ったし、「卒業」を知った。
おそらく、こんな気持ちになった人は何人もいるだろう。
M子のことも思い出す。「友達だから・・・」とドラマみたいにこだまする彼女の声。本当に好きなのかと反復する気持ち・・・その日一日いたたまれない気持ちを我慢すればまた日々の暮らしに戻っていけた・・・
この夏、「卒業」の主題歌、「サウンド・オブ・サイレンス」を歌ったサイモン&ガーファンクルが来日する。おそらく最後の来日だろう。行ってみようとする気持ちともういいと思う気持ちと今は半々だ。
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