六月は嫌な季節だ。雨で心も重く憂鬱だ。なぜか毎年この頃に怪我をする。頭、目、首、肩、肘、指、腰、膝、足首、してないところはないだろう。
整骨院のI藤先生はいつも若々しく、黒髪が針ねずみのように逆立っていた。
I藤先生が転居され、次に開業したT中先生は、姉の同級生Kちゃん、自分の同級生Aちゃんのお父さん。同級生の女の子の家に診察に行くのがとても気恥ずかしかった思いがある。
T中先生も先年亡くなられ、Aちゃんは看護師になった。夜勤明けだろうか、朝近所のコンビニで買い物する姿を時折見かける。
誰かに助け助けられて、何らかに繋がり、人は生きていくんだろうな。
でも、時には独りで何かに立ち向かい、何かに対峙しなければ行けないこともある・・・
なるほど、Yさんが言った「生まれてくるときも独り、死ぬときも独り」。そのときの準備とか練習なのかもそれは知れない。
話変わって、「ちちんぷいぷい」の今月の歌のまきちゃんぐの「愛の雫」。深い意味の歌詞です。
もし何か思い悩むことがあれば、それは無駄なことではない。何かしら糧になってますよって言う歌詞。
機会があれば是非聞いてみてください。今の自分に少し励まされた気がした。
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