#549 黒船屋 待てど暮らせど 来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 竹久夢二の『黒船屋』のモデルになったのは「およう」という名前の女性で、責め絵師伊藤晴雨から、略奪した形で夢二は自分の愛人にした。しかし、最後にはおようは夢二とも別れてしまう。 絵のイメージとは違って、随分、身持ちの悪い女性だったらしい。 そのいきさつは、団鬼六の小説『外道の群れ』、映画『およう』が詳しい。 およう [DVD] ¥6,950 Amazon.co.jp