
あんまり、人の悪口・批判は言いたくはないが、前の係長は最悪だった。
自分より、立場の弱い人間や、人のよい人、優しい人に威圧的に出て、目先のそろばん勘定に目ざとくて、元々、身体が弱かったが、なにかキツイ仕事やプレッシャーがかかると、計ったように体調を崩し、仕事を任して病欠してしまう。何度か一緒に事をした人だったが、そんな人では元々なかった。
職場が変わったばかりで、慣れないことに加えて、合併直後で、他の同僚はこちらのやり方に戸惑っていた。当然係長のフォローがなかった。
加えて、義兄の転勤で、姉に介護が頼れなくなり、父とヘルパーさんと相性が悪くなり、そのため、自分に負担が増えてしまった・・・
いろいろとストレスがかかり、鬱状態になった。それを救ってくれたのが、クラシックと関係者だった。
偶然、モーツァルトの音楽療法の本と健康雑誌を見つけ、付録にあったCDを聴きまくった。
ノウテンキかと思われほど、天真爛漫のモーツァルトを聴いていると自然に快方に向かって行った。
「のだめカンタービレ」や「池袋ウエストゲートパーク」の影響で、今では落ち込むとモーツァルト以外のあらゆるクラシックを聴いている。
ブルーズマンと言いながらもクラシックの話題が多い理由はこういう理由だ。