「俺はなにもしねえで全員帰ってくるか、失敗して全滅するかだと思ってた。8人で済んだなら上々だろうよ」
 ダラマは笑っていた。が、すぐに顔を引き締める。
「死んでったやつには、悪いがな。そうやって次に進んでかないとやっていけねーんだわ。軍ってのはよ」
 確かに来たときよりも陣営の活気は増している。人の動き一つとってもきびきびとしたものに変わっていた。
「我ながら、とんでもないことをしてしまったと思ってたんだがな」
「ラグから、ダン・バルダンとだいぶ激しくやりあったとも聞いた。とんでもないことをするために生まれてきた人間の一人なんだろうよ」
「俺はなにもしねえで全員帰ってくるか、失敗して全滅するかだと思ってた。8人で済んだなら上々だろうよ」
 ダラマは笑っていた。が、すぐに顔を引き締める。
「死んでったやつには、悪いがな。そうやって次に進んでかないとやっていけねーんだわ。軍ってのはよ」
 確かに来たときよりも陣営の活気は増している。人の動き一つとってもきびきびとしたものに変わっていた。
「我ながら、とんでもないことをしてしまったと思ってたんだがな」
「ラグから、ダン・バルダンとだいぶ激しくやりあったとも聞いた。とんでもないことをするために生まれてきた人間の一人なんだろうよ」
「とりあえず、あたしは、先に進めるから、良かった」
 シャルは告げてイライブに背を向けた。
 元気付けようと近づいたのかもしれない。イライブはちょっと笑ってからダラマを探した。
「よぅ、大手柄だったな」
 離れた距離から、ダラマの方が自分を見つけて声をかけてきた。
 ダラマは移動の準備を指揮していた。歩兵が中心なだけに、槍やら柵やらの装備を手配するのが手間なようだ。
「10人のうち、8人も死なせた」