どうも、ピンチはチャンスだ加藤さんです。
よくきくフレーズですが、私には少々縁のあるフレーズでもありまして。
東京で働いていた会社には10ヶ条を唱和することがあり、その中のひとつに
「ピンチはチャンスだ、これが飛躍の第一歩」みたいなのがありまして。
あってたっけかな?w
文言は少々曖昧ですが、内容はこれであってるんですけどw
ピンチをチャンスに変えるっていうのはすごいエネルギーが必要ですよね。
ピンチってのは窮地に追い込まれて圧倒的に自分が不利の状態なわけですけど、それをチャンスに変えるってことは
窮地に追い込まれる前の自分を変える必要があったりします。
変わらず突っ張り続けることも選択してしてはあるんでしょうけど、窮地ってのは突然やってくるものもあればジリジリと追い込まれてることも多いですよね。
そのままの自分では状況を変えられなかったから追い込まれてるわけです。
どうしたらいいんだろう。
こうしよう!
それが違う手段だったりすると色々と不安になりますし、なんだかそれまでの自分を裏切ってしまうような気がします。
しかし、それは違うと思うんですよね。
自分を裏切ったことにはなりません。
っというのも
ピンチを克服するってことは、自分の命を繋ぐということです。
本当の裏切りはそれを諦めるということ。
生き延びたければ手段を変えてでも生き延びればいいんですよw
生き延びて、またその手段や方法を選べるようになったらもう一度やったらいいんです。
簡単!
…ではないかもしれないですけど、
続きがあればいくらでも本は書けるわけです。
んで、なんでこの話?ってことなんですけどw
いや、なんかピンチがね、来たんですよw

三味線の皮が破れてしまいまして。

これ、三味線地方にとっては銀河系イチ辛く悲しいことなんです。
いや、銀河系イチっていう規格外のダメージは私だけなのかもしれないんですけどw
張り替えればいいんですよ、諸々。
この破れてしまった皮は、元々はワンちゃん、犬だったわけです。
どんなワンちゃんだったのかな?
とてもいい音で鳴ってくれ、本当によく頑張ってれていました。
張り替えていただいた時も、良い皮を張っておいたよーと言われた通り、
とても丈夫そうで、頼もしいワンちゃんでした。
しかし、2年を待たずにお別れの時が来てしまいました。
加藤夫妻の活動が再開して以降、本当に厳しい稼働状況の中でもへたらず、色々な場面を一緒に越えてきたわけです。
そりゃ、悲しいわね。
もう少し、一緒にいたかったなーと。
急にやってきたお別れですが、新しい出会いがないと三味線はなりませんw
っということで、悲しい気持ちを抑えつつ次の子がやってくるわけでですね。
今回は動物さんが変わります!
ワンちゃんではなくなります!
っということは、猫ちゃん?と、ちょっと知っている方は思われるかと思いますが、違う動物さんです。
ちなみに猫のことを和楽器業界では「よつ」と呼んでいます。犬は「けん」。
次に来る子は、なんと「カンガルー」なんです!
けんとよつは中国からやってきますが、カンガルーはオーストラリアからやってきます!w
カンガルーのいいところは、いっぱいありまして。
細棹三味線では「よつ」の音色がいいと言われていますが、値段がとにかく高い。
っというのも、1匹から取れる皮が1枚しかないからです。
価格では大体5万円前後。
これを人によっては「カン張り」するというから、恐ろしいw
ちなみに「カン張り」とは、普通よりも張りのテンションを強めていわゆるパッツンパッツンの状態
風船で言ったら空気をたくさん入れて弾けてしまう寸前まで空気を入れるような張り方のことでして。
とにかく割れるのが早いらしいんですけど、いい音がするんだとかw
それに比べるとカンガルーの値段は半分以下、2万円です。
さらにカンガルーの皮というのは1頭からたくさん取れます。
どこからとっても三味線の皮として使え、なおかつ個体数もめちゃめちゃ多いということみたいです。
そして何より音色的なところだと
音は限りなく、よつに近いと言われています。
けんとよつの間くらいという感じで言われたりもするんですが、関屋さんのお話だと
長歌の方も今はカンガルーを選ばれる方が多く、やはり音色もよつにかなり近いという感想の方が多いんだとか。
さらにですね、カンガルーは強い!w
とにかく割れない!w
よつは音はいいですが、カン張りでなくても割れやすいというのが通説。
非常にハイコストなんですが、カンガルーはコストパフォーマンスがめちゃめちゃいい!
先生から「そろそろ猫も考えんなんね」と言われていただけに、これは嬉しい!
っということでですね。
ピンチはチャンス!
カンガルーがやってきます!w
どんな子がやってきてくれるんだろう。
我々の活動のタイトさを理解してくださっている関屋さんは最速、最優先で張り替えを行なってくれるとのこと。
演奏感などにも慣れていただく時間が必要になるかもしれないということで仕上がり受け渡しはなんと明日の夕方付近を目標に作業をしてくださるとのこと。
本当に有難いことです。
そんなこんなしているとですね、関屋さんで偶然の巡り合わせでですね、
三味線の名手で先生の市川先生にお会いすることができましてw
久しぶりにお会いできたのでめちゃめちゃ嬉しかったですねw
以前から私たちの活動のことをご存知いただいていましたし、関屋さんにおいていただいていた4月のワンマンライブのチラシも持って帰ってくださっていたとのことw
先生ご本人からそんな話が聞けるとは思っても見なかったので本当に嬉しかったです!
しっかり私たちの名刺もお渡しすることができ、とにかく嬉しかった!
ちょうど太棹「たつおさん」も棹の状態を見てもらい見積もり金額をきくために持って行ってたので
ついでに市川先生に見てもらったわけですよ。かんべりしちゃってーみたいな感じで。
あれやこれや、快く色々としていただき、重ね重ね本当に嬉しかった!
大丈夫、ピンチはチャンス!
ただでは終わらせないのが加藤さんですw
きっと今回のことも大きな意味と縁を持っているはず。
少々、というか結構な痛みを伴いましたが、どうやらまたチャンスのたくさん拾うことになったようですw
大丈夫、6月。
ここをうまく越えて。
乗り越えて。
よし!
っということで、
加藤夫妻の新しい音色までのカウントダウンがピピピときていますw
お楽しみに!
っということで、そんな「さとこさん」を待ち構えるために、今日は栄さんの三味線「かおるさん」でお稽古です!
ここ連日の遅れを捲って上がって直線一気、恐ろしい末脚を発揮して一着でゴールしたいと思います!w
今日も良い1日にしましょう!
