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日経平均は来週の早くに節目4万円水準を突破するか。
年内の上値のターゲットは41000円-42000円付近。
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前日の米株市場はFOMCを消化してハイテク株主体のNASDAQが大幅高、史上最高値を更新するなど堅調にあった。
米ハイテク株高を好感して買いが先行、日経平均は寄り付いて直ぐに437.00円高の39818.41円まで上昇した。
ただ、開始早々に上値が重くなって失速、序盤は盛り返す動きも見られたが続かずに、上げ幅を縮小する展開に。
11時近辺には前日終値に迫る場面もあった。
しかし、マイナス圏入りは回避して三桁高で前場引け、節目39500円を維持していた(前場終値は133.95円高の39515.36円)。
後場は、前場終わりよりやや安くスタート、円安・ドル高の動きが一服したことらやや慎重にさせたか。
いっぽうで、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が下支え要因となってた。
そのなかで、日経平均は、節目39500円付近で底堅い推移が続き、この水準を維持して大引けとなった。
(日経平均の終値は118.96円高の39500.37円)
さて、連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利が0.25％引き下げられてサプライズは無しに通過。
過度に景気が良かったりインフレが高すぎる状況でもなく、12月も利下げを見込んでいる。
市場で懸念されるような長期金利の上昇によるバリュエーション面の株価下押し圧力は生じないと現状は見る。
歴史的にも、利下げ局面の長期金利上昇は限定的。
また9月半ばから10月末にかけて上昇してきており、むしろ年末にかけて低下する可能性もあるだろう。
そうした状況下で企業業績についても、好調なものが多く目立つ、米株は年末に向けて、なお堅調に推移すると期待。
米株の上昇に追随するかっこうで日本株も上昇、日経平均は41000円-42000円付近を年内のターゲットに見ている。
ただ、年明け以降は米金利上昇のリスクがあり、トランプ氏が就任したら景気指標が良くなってくる可能性がある。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が今後についてはデータ次第だとコメントしていた。
1-3月のいずれかで利下げは休止するかもしれない。
目先の日経平均は、節目4万円、10月15日高値40257.34円を突破してトレンドを上に強めるか。
来週、早い段階でこの水準を突破すると期待する。
また、仮に下に振れる時は、移動平均線チャートの5日線(38978円)などがサポート、押し目買いチャンスと見ている。
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