株情報屋ﾘﾁｬｰｽﾞです。
9日、東京市場概況。
大幅続落。
米株市場は小幅に上昇したものの、
昨日の黒田日銀総裁の記者会見で
追加緩和の早期実施期待が
大幅に後退、またｳｸﾗｲﾅ情勢の
不透明感から為替市場で円高が進行。
ﾄﾞﾙ/円が101円台後半となり、
企業業績に対する懸念で朝方から
軟調に推移した。薄商いながら
先物に断続的な売りが出たことで
後場にかけても下落基調が続き、
日経平均の下げ幅は300円超に。
終値は-307.19円の14299.69円。
東証1部の出来高は23億3441万株、
売買代金は2兆2808億円。
騰落銘柄数は値上がり116銘柄、
値下がり1642銘柄、変わらず45銘柄。
業種別では33業種すべて下落、
特に不動産、海運、ﾊﾞﾙﾌﾞ・紙、
その他金融、銀行などの下げが目立つ。
3/17取引時間中の安値14203円近くまで
大幅に下げ、ﾘﾊﾞｳﾝﾄﾞが起こりやすい
地合いに入ってきている。
売買代金も多少増加傾向、
買いを入れられている様にも思える。
自律反発間近といったとこか。
ただ、この安値をあっさり下回るなら、
心理的なﾌｼ目14000円が意識されるので、
注意は必要。
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