株情報屋リチャーズです。
28日、東京市場前場概況と後場の注目点。
小幅安。円高警戒の売りで
朝方は軟調に推移したが、
前場中頃にかけて下げ渋った。
中小型株中心の物色ながら
日経平均はプラス圏へ浮上、
押し目買い意欲もうかがえたが、
戻り待ち売りも多く前日終値
付近で、もみ合い前場は引けた。
前場終値は-2.46円の14920.65円。
東証1部の出来高は9億5425万株、
売買代金は8810億円。
騰落銘柄数は値上がり510銘柄、
値下がり1110銘柄、変わらず162銘柄。
業種別では精密機器や鉱業、
水産・農林などが高く、
不動産や小売、陸運などが安い。
売買代金が前場で8810億円と
少なく、市場エネルギーは乏しい。
また、日経平均の下げ幅が
小さい割に、値下がり銘柄が多く、
地合いとしては悪い状態。
後場も月末のドレッシング期待から
下値の堅さは意識されようが、
セクター内でのリバランスにとどまり、
業績修正など個別の材料のほか、
短期的な需給要因によって
値振れが激しい材料株などに、
短期資金が集中すると思われる。
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