金価格は、1500ドルの重要な心理的水準を維持しているが、先週から比べてやや下落した。
株式市場全体の強い反発が示すように、世界的なリスクセンチメントのさらなる改善は、伝統的な安全資産の需要を抑制し、貴金属に何らかの下方圧力をかける重要な要因の1つであることが判明した。
しかし、世界的な経済成長の鈍化に対する懸念の高まりや、長引く米中貿易紛争への解決策に対する不確実性などのサポート要因は消えていない。
今週水曜日のFOMC会議議事録と金曜日のジャクソンホールシンポジウムでのパウエルFRB議長のスピーチを前に傍観することをマーケットは好むかもしれないため、より大きなポジショニングを控えるかもしれない。