WTI原油が51.70ドル近辺、東京原油が34990円近辺に下落している。
米中貿易の緊張が世界経済とエネルギー需要の見通しを圧迫しているため、原油価格はさらに下落している。
トランプ大統領が9月1日からの中国の輸入でさらに3,000億ドルに10％の関税を追加すると言った後、原油はこの1週間で10％以上急落した。
相場の注目は、今晩23:30に発表されるEIAの原油在庫だ。前回の原油在庫は 849.6万バレル減。予想は280万バレル減。
昨日のＥＩＡ月報では、７月にメキシコ湾を襲ったハリケーン「バリー」の影響で、生産に支障が出たことから、２０１９年の米原油生産見通しを日量１２８万バレル増の同１２２７万バレルとし、先月の予想（同１４０万バレル増）から下方修正している。
