個別相場相談メールが届きましたので、今回はブログで回答させていただきます。
まずは、東京金について。
▼東京金 日足チャート
▼金ドル 日足チャート
東京金は各移動平均線をサポートに上昇継続となっており、6年ぶりの高値水準で推移しています。
2013年2月7日に示現した上場来高値5081円を試す展開です。
米中貿易紛争や世界的な政情不安は引き続き金相場の買い材料となるため、上場来高値を更新する可能性は非常に高い待っていると言えます。
金ドル相場で分析すると、8月1日安値がボトムとなり、新しいサイクルを形成し始めているため、上値を更に試す可能性が高まります。
続いて東京白金について。
▼東京白金
▼白金ドル
東京白金は7月30日に3084円まで上昇しましたが、その後は売り優勢の展開となり、日足ベースで各移動平均線を下抜けています。
週足ベースにおいて、組み合わせローソク足が長い上ヒゲ陰線を形成し、ストキャスティクスが中段保ち合い圏でデッドクロスを形成し始めているため、短期的には上値の重い展開が想定されます。本格上昇のサインはもうしばらく時間が必要になりそうです。
2800円-2900円の値幅に回帰する場合は再びボックス相場が続く可能性もあります。
白金ドル相場で分析すると、8月2日でボトムを付けた可能性が高まるものの、実線が短期移動平均線を回復できないことを考慮すると、200日EMAを試す可能性もあり、下落リスクは払しょくされていません。
東京白金は8月5日安値の2880円を維持したカタチから各移動平均線を回復できれば、本格上昇の可能性も高まりますが、現状はまだ確認途上と言えます。
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