英国船籍のタンカー「ステナ・インペロ」がイランの精鋭部隊・革命防衛隊に拿捕(だほ)された問題で、英紙サンデー・テレグラフは21日、英政府がイランに対する制裁を検討していると報じた。
ブレント原油先物は0840 GMTまでに1バレル当たり63.88ドルとなり、1.41ドル(2.26%)上昇した。WTI原油先物は、バレル当たり56.76ドルで、1.13ドル(2.03%)上昇した。先週は、WTIが7%を下回り、ブレントは6%以上を失っていた。
ジブラルタル当局は19日、イランのタンカーの拘束を30日間延長すると表明。一方、ザリフ・イラン外相は、ステナ・インペロについて「司法手続きを取るべきだ」と英側をけん制した。
事態打開のめどが立たずに緊迫した状況が続けば、イランを取り巻く緊張が強い地政学的なリスクプレミアムをさらに高める可能性がある。
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