日経225 自律反発から大相場へ | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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くりっく株365の日経225は前日比70円安の21257円近辺で推移しています。

5月3日に高値22525円を示現したあと、大きな下落を演じた相場は5月14日に20822円の安値まで下落しました。
この段階で既に前回のボトムサイクルの日柄30日を超えて、37日目を形成していること、そして組み合わせローソク足では長い下ヒゲを形成したことから、この安値が日足ベースでのボトム形成と判断ができました。
現行、上記安値を下抜けることなく、下値を切り上げる展開となっています。
実線は一目均衡表の雲に突入しており、雲の上限を試す展開ですが、果たして上抜けることができるかが、目先の焦点になります。

5月高値22525円示現後に急激な下落を演じただけに、現在の上昇は自律反発の状況にあるといえます。

過去経験則から考慮すれば、自律反発の上昇滞空時間はそれほど長くならないことや下落幅の38.2%戻し、上昇しても半値戻しがターゲットになります。

さらに、注意したいことは、週足ベースにおいても5月3日高値がトップである可能性が非常に高く、前回サイクルが40週、その前が31週と、ボトムサイクルの周期を考慮すれば、現行のボトムサイクルの日柄がまだ20週目であることから、ボトム形成までは10週〜20週足程度の日柄が残っており、下値ターゲットを分析すると、心理的節目の20000円が第一ターゲットとなり、この水準は200週移動平均線と一致していることで強いサポートラインとなりますが、下落の勢いが強い場合はオーバーシュートのもう一段の下落も考えられ、その場合は2017年8月安値や2018年12月安値と面合わせする水準(19000円前半)まで下落する可能性も否定できません。

現状、短期的な上昇、つまり自律反発を演じているこの相場は来週が期限となり、5月末から下降波動を形成し始めると分析します。
その流れは今後2ヶ月から5ヶ月程度続くと考えられます。

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