トランプ米政権が7日、イラン核合意からの離脱に伴い、鉄鋼や自動車分野を対象とする制裁を再開。トランプ大統領はツイッターで「イランと取引するいかなる国も米国と取引できなくなる」と投稿したことで原油の買いが優勢になりました。
今後、OPEC各国やロシアのいずれか、あるいは米国にとっては、イラン石油の供給量の減少を補うために石油生産量を増やさなければ、原油価格は11月4日の制裁までに更に上昇する可能性がありそうです。
また、米石油協会によると、原油在庫は600万バレル減少して4億720万バレルとなり、原油在庫は8月3日に終わる週に6百万バレル減少。この発表により、原油輸入量は1日当たり833,000バレル減少しました。