9日のNY原油は前日比0.29ドル高の49.58ドルで引けました。
先週末7日の相場では、米雇用統計の発表を受けた一時的なドル高に反応するカタチで原油相場は下落しましたが、その後も原油相場の割高感に伴う利益確定の売りが継続的に上値を押さえつけたカタチとなり、前日比1.50ドル安の49.29ドルとなり、大陰線を形成。週明けの相場は先週末の大陰線のアヤ戻し程度の買戻しとなっています。
実線は25日EMAを下抜けて下値を試す展開です。
RSIは36%近辺で推移しており、目立った反転サインが点灯していないため、引き続き下降波形成を暗示するカタチです。
また、平均足も7営業日連続で陰転していることから、引き続き下降波を形成する余地を残しています。
ボトムサイクルは27日目を形成しており、平均ボトムサイクルを考慮すると、あと5日~13日程度の下降波を形成する可能性があります。
9月28日の高値52.86ドルをトップに下降波は継続しているため、引き続き下値を試す展開が想定されます。
下値ターゲットとしては、8月中盤から形成する価格密集地帯の47.50ドル近辺が意識されそうです。
▼最後に応援クリックもお願いします。