実線は4/6安値24360円がボトムとなり、新しいボトムサイクルを形成していますが、まだ7日を経過したばかりですので、上下どちらにも動く可能性があります。
現時点では3/23高値28600円を終値ベースで上抜けることが出来ていません。
つまり、上値も重いということですが、節目ということで一時的な調整かもしれません。
週足チャートで考察するとよく分かるのですが、上値は25週EMAでぴたりと抑えられています。
ただ、日柄はまだ13週です。
前回のボトムサイクルは54週、その前は50週ですので、それを考えるとまだまだ日柄が浅いといった状態です。
つまり、25週EMAを上抜けて上昇する展開も想定されます。
これはNY原油でも云えることです。現行、前回のトップを試す展開となっており、42.49エドルを終値ベースで上抜けると更にもう一段上昇する可能性があります。
現在のNY原油時間外取引は前日比0.8ドル安の40.94ドル近辺で推移していますが、NYタイムに入ると逆に動くことも多々ありますので、いま下がっているからと云って売り安心は禁物です。
サウジアラビアの石油相が減産の可能性を改めて否定しましたが、17日にドーハで開かれる産油国の会合の内容によっては大きく乱高下も想定されますので現時点でポジションを大きく保有することはリスクです。なるべくポジションを調整しておくことをお勧めします。
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