チャートは日足チャートです。
11月30日に3262円の安値を示現した後、25日EMAを上抜けて3529円まで上昇しましたが、再び25日EMAを下抜けて下落しています。
このまま下落が続く場合には下降トレンドが継続されるようにも見えますし、再び25日EMAを回復できれば上昇する可能性もあります。
つまり、現行の水準はどちらに動くか分かりにくい状況にあると云えます。
保ち合い相場です。
こういった水準ではポジションはスクエアにしておくべきです。
動きが出てからポジションを取るという戦略で充分間に合いますし、リスクも軽減できます。
大きな流れ、つまり大勢のトレンドは下降トレンドです。
これは200日EMAや一目均衡表の雲の下方で推移していることで容易に判断できます。
ただ、これらのポイントからかい離していることやタイムサイクルがボトムを形成したばかりであることから、前回10月に見せた上昇も想定されます。
次の一手はしっかり方向性を確認する必要があるでしょう。
日柄が浅いことで上昇余地が十分あるものの、勢いがありませんので、もしかすると下落する可能性もあります。
下降トレンドが継続されるためには11月30日の安値3262円を下抜ける必要があります。
つまり、売り参戦するポイントは3262円を下抜ける水準です。
それまでは横ばい推移を想定しておく必要があります。
また、上昇するためには12月8日の高値3529円を上抜ける必要があります。
つまり、3529円を上抜ける水準で買いポジションを取る必要があります。
もっとも積極的に買い参戦する方法としては25日EMAを上抜けたことを確認してからの買いエントリーです。
重要なことはロスカットポイントをしっかりと設定することです。
たとえば、25日EMAを終値ベースで上抜けたことを確認して買いエントリーをした場合、ロスカットポイントは25日EMAを下回る水準です。終値ベースで25日EMAを下抜ける場合にはポジションを速やかに撤退させることが重要です。
大勢のトレンドが下降トレンドを形成していることをしっかり頭に入れておく必要があります。
買い参戦したとしても上値は限定的になる可能性があります。
この場合、週足チャートを確認しておくことが必要です。
確認すれば分かりますが、ボトムを付ける可能性も高まっています。
つまり、25日EMAや3529円を上抜けて上昇した後、更に雲や200日EMAを上抜けることも想定される訳です。
トップを捉えることは非常に難しいですが、その場合はタイムサイクルや前回抵抗として機能した雲上限や75日EMA近辺での相場展開を注意深くチェックすることでさらに上昇するかトップを付けるかが分かってくるでしょう。
いま言えることは、エントリーする水準にないということです。
次の一手は、次の相場の動きによって変化するでしょう。
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