東京金は前日比39円高の4454円で夜間立会いを終了しました。
堅調に推移しましたね。
現在がどのように推移しているのかをチャートで確認してみます。
まずは週足チャートです。
週足チャートをみると、実線は200本EMAをサポートに底堅く推移しています。
上値は25本EMAや75本EMAを試す展開となっています。
RSIが58%近辺に上昇していることや平均足が陽転していることで短期的には上昇傾向ですね。
ボトムサイクルは現行25週目を形成しており、6月2日の高値4794円が当サイクルのトップになる可能性が高いことを考慮すると、下降波形成の時間帯にあると判断できそうです。
つまり、下降波形成の時間帯の中の短期上昇傾向ということで、目先、どの程度上昇(調整)するか注目されますね。
日足チャートで、実線は25本EMAがサポート役となり、底堅い展開が続いた後、75本EMAが抵抗として3週間ほど上値を抑えられましたが、今週は一目均衡表の雲下限を上抜けて上昇してきましたね。
RSIは70%近辺で推移しているものの、実線の上昇に比べてRSIは直近高値を上抜けていません。
つまり、実線とRSIは逆行現象を演じています。
現行、平均足が陽転していることで、どこまで上昇するかが注目されるところです。
上値では200本EMAや一目均衡表の雲上限、6月2日高値と8月21日高値を結んだ下降トレンドラインが強い抵抗帯として意識されます。
この水準で今回のボトムサイクルのトップを形成するかが重要になってきます。
トップ形成の暗示としては長い上ヒゲ形成、遅行確認としては平均足の陰転、RSIの50ライン下抜けです。
来週の展開に要注目です!