NY原油・東京ガソリン 現状分析7/15 次第に上値が重くなる | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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NY原油8月物は0.84ドル高の0.84ドル高。
東京ガソリン1月限は270円高の57050円。

<材料>
・イラン核協議が合意に達したものの、原油輸出の完全再開には時間がかかるとの思惑
・イランが国際原子力機関(IAEA)による査察を受け入れるかは不透明

<テクニカル分析(日足)>

・NY原油
3営業日連続で陽線しましたが、その勢いはそれほど強くありません。ほぼ横ばいでの陽線形成ということで上値の圧力もあるようです。一旦75日EMAを回復した25日EMAが再び75日EMAを下抜けてきたことで、下降トレンド→レンジ→下降トレンドというシナリオも想定されます。目先は50ドルというラインが重要な節目になりそうです。これを維持できれば上昇期待も高まってきますが、下抜ける場合は3/18の安値を試す展開もありそうです。

・東京ガソリン
7/13に付けた高値57840円を上抜けできませんね。一応、陽線で夜間立会いを終えていますが、その力はそれほど強くないようです。陽線形成したにもかかわらず、平均足が陰転しており、RSIも中段保ち合い圏で上値の重い展開です。
また25日EMAが75日EMAとデッドクロスを演じていることや雲下限を下抜けたことで次第に上値が重くなりつつあります。


<ピボット分析>
HBOP        :59030
レジスタンス2    :58260
レジスタンス1    :57650
PIVOT        :56880

    現在値 :57050

サポート1    :56270
サポート2    :55500
LBOP        :54890