NYゴールドの8月物は前週末終値比5.50ドル高の1173.60ドルで取引を終了。
昨日は4営業日ぶりに陽線を形成したが、これは5/1の安値を達成したことで短期的な買戻しが入ったものと云えそうだね。
平均足は依然陰転しており、下落リスクは払しょくされていない。
NYプラチナの7月きりは前週末終値比9.20ドル高の1101.20ドルで取引を終了。
金同様4営業日ぶりに陽線を形成。こちらは3/17の安値にほぼ面合わせしたことで利益確定の買戻しに上昇したものと云えそうだね。
RSIは38%近辺で上向きに変化したことで、一旦は利食いを入れたい水準か。
NY原油の7月物は前週末終値比0.99ドル安の58.14ドルで取引を終了。
世界的な需給緩和懸念を背景に反落。
中国が8日発表した5月の貿易統計によると、輸出入は3カ月連続で縮小。
再び25日EMAを下抜けた。RSIも50%ラインを下抜けて下向きに推移していることで下落リスクは付きまとう。ただ、下値は75日EMAが強いサポート役として機能しているうちは押し目買いが一考か。
シカゴ大豆の7月きりは6.50セント高の944.25セントで取引を終了。
大豆ミール相場高に追随したほか、米中西部の南西地域での作付けの遅れをめぐる懸念が支援材料。
石油輸出国機構(OPEC)が5日に開いた総会で、原油の下落圧力はひとまず弱まったとの判断から、現行の生産目標を据え置いた。
上昇したものの、上値は完全に25日EMAに抑えられたカタチだ。
RSIも伸び悩んでいるため、25日EMAを回復できなけれれば再び下値を試す展開か。
シカゴコーンの7月きりは4.75セント高の365.25セントで取引を終了。
小麦相場高とドル安が支援材料。
25日EMAを上抜けてきた。もちろん、直近高値である5/15の371.50セントには到達できていない。上値切り下げ型のレンジ相場だけに戻りは売られやすい展開か。