商品先物 海外相場(5/21) 外電チェック! | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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商品相場(金・白金・原油)のトレード戦略を磨くトレーダーズ・ブログ!

NYゴールド
6月物は前日終値比4.60ドル安の1204.10ドルで引けた。
実線は一目均衡表の雲上限が抵抗となり、陰線を形成したね。

下値では25日EMAや75日EMAがサポートとなり、底堅さもあるか。
ただ、大勢は200日EMAの流れに沿って下降トレンドを形成していることを考慮すると戻りは売られやすい展開か。

NYプラチナ
7月限は前日終値比4.60ドル安の1152.30ドルで引けた。
上値の重い展開に一時雲を下抜けたが、その後は押し目買いも入りに雲下限や25本EMAがサポートとして機能したカタチ。
下げそうで下げない相場だね。
ただ、雲上限を抵抗に下落してきていることで雲を下抜けると更に下落する展開も想定されそうだね。

NY原油
7月物は、前日比1.74ドル高の60.72ドルで引けた。
前日の米エネルギー情報局週報で、戦略備蓄を除く原油在庫が3週連続で減少したことや、受け渡し拠点オクラホマ州クッシングでも4週連続の在庫取り崩しとなったことが買い材料。
実線は25日EMAをサポートに60ドルを回復したことで上昇期待が高まってきた。
5月6日の高値は62.58ドルだが、これを上抜けると200日EMAまで上昇する可能性はありそうだね。

シカゴ大豆
7月きりは2.75セント安の938.50セントで引けた。
ブラジルのアグロコンサルトは2014~15年度産収穫予想を9610万トンに引き上げたことや、アルゼンチン政府が収穫予想を6000万トンに上方修正したことが売り材料。
日足チャートで考察すると、25日EMAや雲からかい離する展開を演じており、目先は昨年10月の安値904.00セントを試す展開だ。
豊作に売りなし!というがこうやって収穫前にすでに相場に織り込まれるとちょっとした材料が上昇する展開もあるんだろう。

シカゴコーン
7月きりは5.00セント高の365.00セントで引けた。
米農務省が発表した週間輸出報告が予想を上回ったことが買い材料。
実線は25日EMAを何度も抵抗として機能していることで引き続き上値の重い展開が続きそうだ。