一般大豆 目先の参戦ストラテジーとしては・・・ | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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東京一般大豆は、前日比140円高の52900円近辺で推移しています。

米農務省が発表した週間輸出成約高は、米国産大豆の今年度の週間純成約量が43万3400トンとなり、ロイター通信公表の市場予想レンジ(5万~25万トン)を上回っているが、来年度の週間純成約量は11万8500トンのキャンセルで、市場予想レンジ(20万~40万トン)を下回っている。

この差が価格に反映されているようだ。

また、目先は天候に恵まれた作付や生育が順調に進む見通しでポジション整理の売りが先行しているようだ。

日足チャートで考察すると、実線は3/3高値と4/9高値でダブルトップを形成。

その後はネックラインとなる3/19の安値53070円を下抜け、更に200日EMAを下抜けて一時52110(4/30)の安値を示現。

昨日は押し目買いが入ったが、上値は200日EMAが抵抗として意識されている。

仮に上抜けたとしてもその上には25日EMAや雲が漂っていることで、戻り売りスタンス優勢の形状だ。

先手必勝なら、52900円~53320円の間で売り参戦、石橋を叩いて渡るなら、直近安値52110円の下抜けを確認して売り参戦が有効に作用しそうだ。


ちなみに、16年4月限から倍率が10倍→25倍に、取引単位を10t→25tに変更している。