穀物はこれによって大きく変動する可能性があるので、ポジションを保有されている方は要注意です。
以下は2月に発表されたシカゴコーンの需給予想です。
---------------------------------------
米国各種農産物需給予想 米農務省発表
---------------------------------------
2014-15年度の予想、トウモロコシは9月から新年度(耕地)
*--改定、#--訂正 トウモロコシ
2014-15 2014-15 2013-14
1月12日 2月10日 2月10日
<耕地(百万エーカー)>
作付面積 90.6 90.6 95.4
収穫面積 83.1 83.1 87.5
エーカー当たり収穫 171.0 171.0 158.1
(ブッシェル)
<供給(百万ブッシェル)>
期初在庫 1,232 1,232 821
生産 14,216 14,216 13,829
合計(輸入を含む) 15,472 15,472 14,686
<需要(百万ブッシェル)>
国内 11,845 11,895 11,537
輸出 1,750 1,750 1,917
合計 13,595 13,645 13,454
期末在庫 1,877 1,827 1,232
シカゴコーンの米国期末在庫はおおむね据え置かれる見通しで市場の関心は低いか。
ただ、3月末に発表される作付け意向面積に向けて動きが出てくる時間帯とも云えそうです。
東京コーンの日足チャートをみると、2月2日安値から形成するボトムサイクルの変動は過去経験則から考慮しても分かるように、動意に乏しい展開が続いています。
過去の変動幅は、2,400円~3,590円の値幅があります。
今回は、まだ1,440円しか動いていないことを考えると、最低でもあと1,000円は動いても良いことになります。
実線は下値切り上げ型のレンジ相場(上昇三角形)を形成しています。
これは、相場用語で「アセンディング・トライアングル・パターン」という、コンティニュエーション・パターンと言えるでしょう。
カタカナが並んでなんのことだか分からない方もいらっしゃるかと思いますが、要するに大勢トレンドが一旦踊り場的な保ち合いを形成して、再び大勢トレンドが再開する形状だということですね。
現在の東京コーンは、一目均衡表の雲上限が抵抗として機能していますが、日柄、値幅ともに達成感が全くなく、目差の上昇を示唆する上昇三角形を形成していることで、上値余地が十分あるということです。
★2015年勝つために ギャンの相場哲学を巡る旅へご招待します。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
メールマガジン配信中!
当メルマガ『GUIDEPOST TO VICTORY 投資メールマガジン!』では、【伝説のトレーダー“W.D.GANN”の相場哲学を巡る旅】をはじめ、相場分析等の情報も配信する予定です。トレード力を磨きたい方には必見です!
>>無料メールマガジンの登録はこちら