1月23日に4958円の高値を示現した後、上値の重い展開が続いているものの、下値も底堅く高値圏での保ち合いとなっている。
NYゴールドがレンジ上限で推移していることやドル円が118円を跨ぐ動きが続いていることで、大きな変動はいまのところ見受けられない。
注目ポイントとしては、本日のFOMCの結果発表だが、政策金利やフォワードガイダンスの変更はなく、イエレンFRB議長の会見も予定されていない。
ただ、前回のFOMC以降、利上げ時期の後ろ倒し懸念もあるため、思わぬ円高ドル安も想定しておきたい。そうなると、東京金も下落しやすいだろう。いままで為替で上げた分、下げる時も為替要因が必要になりそうだ。
東京金 日足チャート
NYゴールド 日足チャート