NY金 200日EMAを上抜けできない要因NY金の中心限月8月物は前日終値比8.50ドル高の1628.10ドル。ECBや日銀、イングランド銀行が、ギリシャ再選挙後に資金供給をする用意があると表明したことで、インフレヘッジによる金買いが優勢。日足チャートでは、実線は1635.4ドルまで上昇したものの、200日EMAが抵抗として機能したカタチです。RSIが69.7%近辺に上昇しており、引き続き上値を試す展開を暗示しています。200日EMAを上抜けることができなかったのはやはり、週末に行われるギリシャ再選挙や、来週のFOMCが控えていることが買いに踏ん切りがつかない要因でしょうね。