２月きりは前営業日終値比８．１０ドル高の１６４７．７０ドル。
ユーロ圏１７カ国の主要政策金利を史上最低の１．０％に据え置くと決定したことを受けて、対ユーロでドル安が進行。
これにより、ゴールドは３営業日続伸。
日足チャートで考察すると、
実線は２５日ＥＭＡをサポートに堅調に推移していますが、
上値では７５日ＥＭＡが抵抗として意識されている状態です。
足型は「トウバ」を形成。
高値圏で出現すると上げ止まり、その他は休止する可能性が高まります。
ＲＳＩは７５．２％近辺に上昇しており、
引き続き上昇過熱圏の８０％越えを試す展開です。
平均ボトムサイクルは２３本を形成する中、
現行１０本目となっており、トップ形成の時間帯に差し掛かっています。
昨年９月以降、相場はヘッド＆ショルダーズを形成しており、
現行、一度下抜けたネックラインまでの戻りを演じている状態です。
今後、教科書通りに相場が動くと仮定するならば、
目先はネックラインが抵抗として再び下降トレンドを形成する可能性があります。
また、ネックライン近辺には７５日ＥＭＡが漂っていることで
目先の抵抗として機能する恐れも十分あります。
下降トレンド再開の1つの判断材料として、
２５日ＥＭＡを活用することも一考でしょう。
売買方針としては、まだ買い方針が継続されていますが
７５日ＥＭＡが抵抗として機能する恐れがあるため、
目先の動向に要注意です。
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