★17日の海外相場&変動要因
●NY原油
11月物は前営業日終値比0.42ドル安の86.38ドル。
欧州債務問題をめぐる警戒感を背景に売りが優勢となり反落。
米株価の大幅下落も売り圧力に。
●NYゴールド
12月物は前営業日終値比6.40ドル安の1676.60ドル。
欧州債務問題をめぐる警戒感を背景に小反落。
G20声明が具体策を明示できなかったことや
23日の欧州連合(EU)首脳会議を控えたいユーロで
ドルが買われた。
●シカゴ大豆
11月きりは前営業日終値比17.00セント安の1253.00セント。
ドルの堅調が商品全般の圧迫要因となったことで大豆にも売りが広がった。
中国が米国産大豆を大量に買い付けたとのうわさが確認できなかったことも
圧迫要因。
クロップ・プログレスによると、大豆の収穫率(16日現在)は
前週比18ポイント上昇の69%で、過去5年平均の61%を上回った。
●シカゴコーン
12月きりは前営業日終値比0.50セント高の640.50セント。
ドルの堅調が商品全般の圧迫要因となったことで伸び悩んだ。
クロップ・プログレスによると、トウモロコシの収穫率は
前週比14ポイント上昇の47%で、過去5年平均の41%を上回った。
●NYダウ
前営業日終値比247.49ドル安の1万1397.00ドル。
欧州債務問題に対する楽観的な見方が後退し、利益確定の売りが優勢となった。
ドイツのショイブレ財務相の発言をきっかけに、欧州債務問題の進展に対する
楽観ムードが後退。
●為替
ドル円:76.80円近辺
ユーロ円:105.56円近辺
ユーロドル:1.3745ドル近辺
豪ドル円:78.14円近辺
ポンド円:120.93円近辺