★13日の海外相場&変動要因
●NY原油
11月物は前営業日終値比は1.34ドル安の84.23ドル。
米原油在庫や中国の貿易統計発表を眺め、エネルギー需要の減退懸念が
高まったことで続落。原油在庫は前週比130万バレル増加。
★米EIA週間石油在庫統計〔10月13日米エネルギー情報局発表〕
単位:100万バレル(原油は戦略石油備蓄を除く)
9月30日 10月7日 昨年同期
原 油 336.3 337.6 360.5
●NYゴールド
12月物は前営業日終値比17.50セント高の1257.00セント。
対ユーロでのドル高に反落。
昨日はドル安・ユーロ高の進行を受けて反発していた。
ユーロ圏国債の民間債権者に損失負担を強制すれば、ユーロの国際的な信
認低下につながる恐れがあるとの認識を示したとの報に、ユーロが下落。
●シカゴ大豆
11月きりは前営業日終値比17.50セント高の1257.00セント。
9月の中国の大豆輸入が前年同月比11%減したものの、材料視されず。
4営業日連続上昇。
●シカゴコーン
12月きりは前営業日終値比2.50セント安の638.25セント。
米農務省が需給報告で期末在庫を前月比で29%上方修正したほか、
輸出を5000万ブッシェル削減したことも圧迫材料。
米政府が中国向けに米国産90万トンを売却。
●NYダウ
前営業日終値比40.72ドル安の1万1478.13ドル。
JPモルガンの7-9月期決算が純利益が前年同期比3.5%減となったことで
ダウは寄り付きから下げる展開となった。
欧州では資本不足の金融機関が数多く存在するのではないかとの懸念が
広がり反落。中国の景気減速懸念も弱材料。
●為替
ドル円:76.88円近辺
ユーロ円:105.62円近辺
ユーロドル:1.3738ドル近辺
豪ドル円:78.11円近辺
ポンド円:121.04円近辺