NY金 週足チャートで過去の推移と今後の展開を分析 | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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3日のNY金は堅調推移。


始値: 1659.9ドル
高値: 1672.3ドル
安値: 1651.6ドル
終値: 1663.4ドル


チャートは大勢のトレンドを確認するために週足チャートを確認してみます。


<過去の注目ポイント>


↓2009年11月30日週、1226.4ドルの高値を示現(上ヒゲ形成)
   
↓25週EMAまで調整安が続く


↓2010年5月10日週、1249.7ドルの高値を示現、1226.4ドルを上抜ける


↓横ばい推移の後、25週EMAをサポートに再び上昇波形成


↓2011年6月27日、1480.0ドルまで下落


↓25週EMAが再びサポートとなり反発


↓1672.3ドルまで上昇



現行、2010年5月10日の高値1249.7ドルと2011年5月2日の高値1576.6ドルを結んだレジスタンスラインにほぼ到達。


2009年7月以降のボトムサイクルでは、

31本→26本→27本→23本→6本目形成中


平均ボトムサイクルは27.7本。


MACDラインはプラス圏で上昇傾向となり、2009年11月の水準に到達。

上昇波動の最終局面の可能性あり。


平均ボトムサイクルは27.7本を考慮すると、残り21本前後のボトムサイクルを形成する可能性があります。

上昇トレンドの場合は、上昇波の日数は長くなり、下降波は短くなるものですので、現行の上昇トレンド形成時においては、上昇波が長くなるはずですが、引き続き上昇波を形成する場合は上記で説明したレジスタンスラインを上抜けることになり、いままでのトレンド形成に変化が現れます。

そうなるかどうかは分かりませんが、クライマックスになるか注目されることに・・・。


または、レジスタンスライン到達からの反落となれば、下降波は残り20本前後と考えられ、高値保ち合い相場形成またはトレンド転換の可能性も想定されます。


目先はレジスタンスライン近辺からどのような展開になるか注目したいところですね。



勝利へのガイドポスト-NYゴールド 今後の展開