応援-Realdays-死生観 大金 失恋 夢 そして・・・
人は道を歩く。
先の見えない道を歩き続ける。
昔から、皆そうだった。
長い試行錯誤の果てに、今日が来る。
或る者は恋人に振られ、或る者は大金を掴む。
或る者は夢を追い、或る者は病魔と闘う。
今日が終われば、明日が自動的にやってくるわけじゃない、本当は。
受験を終えてから大学に入り、学外でも会社経営者から芸能人、そして億を掴んだ人まで様々な人と出会い、気がつかせてもらったことだ。
すべて、自ら明日を創り出している。
もちろん、生まれながらに与えられたカードの強弱は存在する。しかしそれを死ぬまで使い続けられるケースの方が稀だ。人は、途中でもっと強いカードを手に入れていく。
おそらく、この挑戦の機会もそんなチャンス。
もうじき終わる大学受験デイズには書く予定のない友人が一人いる。
彼は、志望した大学に合格しながらも、交通事故によりこの世を去った。
人の死は、残された人の生への意識をすべて変える。
今、生きている時間も、いつか終わる時間も、その在り方を再び自身に問いかけてくる。
もし明日の朝、目が覚めなかったら?
そうイメージすれば伝わり易いかもしれない。
死は何よりも大きいことだが、受験は小さなものだ、長い目で見てしまえば。
だが、暗闇の中で出口を探す受験生ならば生涯レベルの難題となる。
あの時の自分がそうだった。
毎日が終わることのない緊張と、絶望と希望の間を行ったり来たりして、時間が過ぎゆくのを願い、時間が止まることをも願う。
そんな矛盾に出会う日々でもあった。
人によっては曖昧な時の中で出会う人は限られ、その中には、こう言い放つ人も大勢いるかもしれない。
「あなたには、無理よ。」
「現実を見ろ。」
コメ山
みたいな雑音を放つ人は、溢れるくらいにいる。
でも、そんな雑音に揺れてはいけない。
不可能に思える現実ごと、ぶっつぶさなくちゃいけない。
【明日の創造×死生観-雑音=瞬間の価値】
明日を創りだす意識に、死生観を混ぜ合わせ、そこから雑音を引けば、瞬間に価値が生まれてくる。
一瞬を味方にし続けて。
そして、欲する自分と願った未来を掴んで。
夜が明ける前が一番暗いから。
この場所から応援してます。