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前回は、
壮大なスケールで伝えられた「正統竹内文書」を紹介します(宇宙創設編)
について、ご紹介させていただきました。
前回は、宇宙ができて、地球ができて、そこに独り神が現れて・・・
といった宇宙創成のお話の中の続きになり、日本列島がどのように誕生したのかというお話でした
さて今回は、神が登場してから長い年月が経ち、いよいよ地球に人類が登場するお話になります。
日本列島がユーラシア大陸から分離するタイミングで、人の形をした男女の神様が現れます。
日本神話でも有名なイザナギとイザナミです。
イザナギとイザナミは神霊として地上に降り立ちました。
つまり、イザナギとイザナミは、天上世界にいた精神体のような高次元の存在であり、彼らが地上世界の生き物を依り代として憑依したことということになるそうです。
そうして、肉体を持つイザナギとイザナミという形で実体化したのです。
正統竹内文書では、人間の魂のルーツは天上界、つまり宇宙にあるとされています。
これはシュメール神話に登場するアヌンナキが猿に知恵を与えたことにより、人間が誕生したとする描写とも一致していると言われています。
イザナギとイザナミが降り立った場所が、岐阜県飛騨国(ひだのくに)の位山(くらいやま)になります。
この位山というのは非常に神聖な場所とされ、天皇陛下が使っている笏(しゃく)の材料は、今でも位山のイチイの木で作られています。
また、イザナギとイザナミも世襲制で「役職」であったとされており、弥生時代前期くらいまで続いたそうです。
これが、各時代に各地でイザナギとイザナミの伝承が存在する理由だそうです。(古事記ではオノコロ島に降り立ったと言われています)
イザナギとイザナミが降り立ったのは、天変地異、世界規模の大洪水期が起こる1万2000年よりさらに昔の超古代世界でした。
ここまでが、正統竹内文書の冒頭のシーンになるそうです。
そして、正統竹内文書は、ここからが面白くなってきます。
記紀や風土記等で記されている内容には、たくさんの謎が存在しますが、なんと、それらの謎の多くを、正統竹内文書は解き明かしてくれているのです!
正統竹内文書によると、地上に降り立ったイザナギとイザナミの二柱の神により統治されていきます。
このイザナギとイザナミは、元々、体を持たない霊体的な存在であったことから、地上の生き物を依り代としていたと言われているので、その実態は宇宙からやってきた精神体の「宇宙人」だったのか、当時、地球に住んでいた生物にすっと魂だけが入った存在でした。
巫女さんやシャーマンは、特別な祈りや儀式をして、その身に霊や神を下ろします。
私達の一族は、その身に霊や神を下せるようになって、初めてマスターの称号が与えられますので、私はまだまだそこまでの力を得ることができないでいます。
けれど、イザナギとイザナミの霊的な存在は、巫女やシャーマンに呼ばれたからではなく、自らの意思で日本という場所と、依り代とする生物を選んで降り立ったそうです。
神を宿したといっても、肉体は地上の生物なので、当然寿命があります。
そのため、イザナギとイザナミという存在は、肉体を超えて受け継がれて行きました。
つまり、どういうことかといいますと・・・
イザナギとイザナミを宿した肉体が亡ぶと、子孫や後継者にイザナギとイザナミの魂が宿る、若しくは、その知識が受け継がれていくということであり、
イザナギとイザナミが亡くなる度に、新たに役職を受けたイザナギとイザナミが誕生していったということなんです。
イザナギとイザナミの役職は、1万年以上受け継がれていったそうです。
正統竹内文書だけに限らず、日本神話や古史古伝を読み解く上で重要となるのが、
「神々は役職名であり、世襲制で受け継がれていた」
という考え方です。
なので、この考え方を念頭におきながら、この考え方で神話を読み解いていくと、登場人物の異常に長い寿命の理由がわかるということになります。
さらに、古代の日本は
二柱の神がセットで地上を統治していた
ということです。
つまり、
・ 政治を司る「統治王」
・ 祭祀を司る「祭祀王」
が常に存在し、2人1組で国を治めていたということです。
現代の感覚だと統治王の方が偉いと感じますが、古代では統治王よりも祭祀王の方が偉いというのが、重要なポイントになってきます。
1万2000年前も、おそらく
イザナギ=統治王
イザナミ=祭祀王
であったと考えられ、祭祀王であるイザナミの方が偉かったということになります。
ちなみに、統治王・祭祀王という関係は、別に夫婦である必要はなく、続柄や性別に決まりはないそうです。
例えば、兄が統治王で、弟が祭祀王という場合もありました。
けれど、一番最初は、男性であるイザナギが統治王で、女性のイザナミが祭祀王を務めていたことになります。
その頃の世界の中心は日本であり、そこには偉大なる帝のイザナギと偉大なる皇后のイザナミが君臨していたといいます。
けれど、イザナギとイザナミが降りたった頃の日本は、まだまだ混乱しておりぐちゃぐちゃでした。
イザナギとイザナミには、16の皇子・皇女(ひめみこ)がいて、彼らは16の氏族を束ねる長の役割を担っていたので、イザナギ達は、この不安定な世界を統治するために16の皇子達を世界中に派遣することにしました。
この16の氏族の中には
・ 太陽の神官である「天照大神(アマテラスオオミカミ)」が率いる氏族
・ 月の神官である「月読命(ツキヨミノミコト)」が率いる氏族
・ 海の神官である「須佐之男命(スサノオノミコト)」が率いる氏族
がいました。
イザナギの16人の皇子たちは、世界中に広がり、言語や文化、信仰を伝え広めていきました。
これが世界中で発見されているペトログリフや象形文字が神代文字に似通っている証拠となります。
そして、正統竹内文書によると日本を中心にして、世界中に文明が広がった様子を表したものが、「十六菊花紋」であり、「太陽紋」であるとされています。
実際に、シュメールの壁画やバビロンのヘロデ門、ノートルダム寺院やエジプトの遺跡には共通して太陽紋が刻まれています。
非常に長い年月をかけて、世界中を回った古代日本人の一部は、その地域で子孫を繁栄させ定住し、一部は少しの伝承を残し、また一部は強い信仰と歴史を残したまま日本に再び辿り着きました。
長い時間をかけ、世界中に文明を伝えた人々が、再び日本に戻って来ることは、最初から決まっていたことであり、それを表しているのが正統竹内家に伝わる「四つ割菊(よつわりきく)に 葉付き菊(はつききく)」という紋章です。
この紋章は、中央の菊が世界への広がりを表しており、外側の4つの菊が再び中心に戻って来る様子を表しているとされています。
それはつまり、世界中に散らばった人々が、各地の知識や技術を持ち再び日本に集結したことを暗示しており、日本と古代文明との共通点の証明にもなっています。
さて、では世界中に散らばった16の氏族の中で
アマテラス氏族とスサノオ氏族は中東の地に辿り着き
祭祀王はアマテラス
統治王はスサノオ
として、兄弟のように仲良く国を治めていた時代がありました。
また、
ツクヨミ氏族は、男性は石工、女性は機織の技術を持ち、世界中に降り立ち、様々な影響を与えます。
私達、タイの龍蛇族も先祖はツクヨミの氏族であり、タイの地に降り立ったツクヨミ氏族が根付いた氏族になるんです。
さらに、世界中で発見されるペトログリフや、共通の知識や文化は、世界中を渡り歩いたツクヨミやスサノオの氏族の影響だと考えられています。
そして、長い年月をかけて、日本に戻って来たのは、
アマテラス族
スサノオ族
ツクヨミ族
の3氏族だけでした。
これにより、イザナギとイザナミは、この3氏族に日本を任せようと決めます。
これが、概ね弥生時代中期の出来事になるそうです。
ちなみに、アマテラス、スサノオ、ツクヨミの3氏族の名前も役職になり、世襲制で代々受け継がれていったそうです。
元々、中東で一緒に国を統治していたアマテラス族とスサノオ族は、日本に戻って来てからは対立して別々の国となり、ツクヨミの氏族の一部は「秦氏」と名前を変えて、大きな力を持つようになります。
次第に、アマテラス族とスサノオ族は戦争状態になり、両国の争いは激化していきます。
この時、アマテラスには夫がいたのですが、スサノオ族との戦争で亡くなってしまいます。
夫を亡くしたアマテラスはスサノオを憎み必ず勝利すると誓いますが、その決意もむなしくアマテラス族は、スサノオ族の圧倒的な武力の前に敗北してしまいます。
その後、両国はトップ同士が結婚するという形の和解の道を選びます。
えっ! えっ! えっ~??
という話になるのですが、なんとアマテラスとスサノオは和解するために結婚したんです。
前の夫をスサノオに殺されているアマテラスからすると、とんでもない屈辱だったはずなのですが、国を守るためにスサノオと結婚する道を選びます。
これはびっくりですよね~!!
つまり、記紀に登場するアマテラスとスサノオの大喧嘩として描かれ、お互いの道具を噛み砕いて子供を生み出す「誓」のシーンは、両国の戦争・和解のための結婚を意味していたことになるんです。
記紀ではアマテラスとスサノオの誓により、様々な子供が生まれます。
このシーンこそが、とんでもない秘密が隠されていると言われているんです。
古事記・日本書記では、
スサノオの剣を噛み砕いて生まれた三柱の女神がスサノオの娘
アマテラスの勾玉を噛み砕いて生まれた五柱の男神がアマテラスの息子
という扱いになっていますよね。
この時に生まれたスサノオの娘が、
市杵島姫命(イチキシマヒメ)、タギリヒメ、タギツヒメと呼ばれる宗像三女神
になりますが、この三柱の女神は、その後ほぼ登場しないのです。
そして、アマテラスの勾玉から生まれた五柱の男神が、
アメノオシホミミ
アメノホヒ
アマツヒコネ
イクツヒコネ
クマノクスビ
になります。
次男のアメノホヒは、後に古事記には、地上に降りて国譲りを迫ったら、大国主に惚れ込んで家来になってしまった神様として登場します。
あとの4柱の神は、その後ほとんど登場しないのですが、様々な氏族の先祖だと言われています。
そして、長男のオシホミミは、出雲の国譲りの際、地上には行かなかったが、息子のニニギを地上に降りた立たせ、その子孫が神武天皇となっていくので、かなり重要な存在として描かれています。
日本神話の流れだと、アマテラスの部下たちが、大国主を倒して出雲の国譲りを成功させ、その後、オシホミミの息子のニニギが地上に降り立ち(天孫降臨)地上を治めます。
ニニギの息子のホオリが、海の女神の豊玉姫と結婚して、ウガヤフキアエズが誕生し、ウガヤフキアエズの息子が後の神武天皇のイワレビコとなります。
イワレビコは、大和に君臨していた、ニギハヤヒとナガスネヒコを倒し、大和の国譲りを成功させ、初代天皇として即位したというのが記紀の流れになります。
では、正統竹内文書ではどうなっているのでしょうか?
なんと!
アマテラスの夫は、記紀では長男とされていた「アメノオシホミミ」になっているのです。
つまり、スサノオとの戦いで亡くなった夫というのは、アメノオシホミミのことだったのです。
そして、アマテラスとアメノオシホミミの間に
アメノホヒ
ニニギノミコト
ホオリ
ウガヤフキアエズ
という4人の息子が生まれているのです!!
記紀では何代にも渡っていた系図の話が、一代(兄弟)の話となっているのです。
つまり、
ニニギ → ホオリ → ウガヤフキアエズ
と兄弟間でトップが入れ替わっていたことになります。
記紀では、出雲の国譲りから大和の国譲りまでの間には、何百年というタイムラグがったのですが、正統竹内文書の系図では、出雲の国譲りが行われたすぐ後に、大和の国譲りが行われているのです。
ホオリの山の神様のウガヤフキアエズ王朝というのは、何十代も続いたという伝承もあることから、もしかしたらアマテラスとオシホミミは、九州の強力な氏族を養子にすることで吸収していったのかもしれないのです。
ちなみに、ウガヤフキアエズと玉依姫の息子には神武天皇がいるわけですが、竹内睦泰さん曰く、「神武天皇と系図上母とされる玉依姫は、実は血が繋がっていない」と語っているんです。
となると、神武天皇の本当の母親は誰になるのか? といった、謎が出てきます。
この謎については、竹内睦泰さんは明かしてくれていないのです。
ということで、なかなか違和感が拭い去れない感じではありますが、正統竹内文書では、
誓のシーンで生まれた五柱の男神の正体は、アマテラスとオシホミミの息子
であり、アマテラスとスサノオの息子ではないと 伝えていることになります。
それでは、誓で生まれたスサノオの娘である「宗像三女神」の正体は誰なのでしょうか?
なんとなんと!!
宗像三女神は、正統竹内文書では、スサノオとアマテラスの間に生まれた娘となっているのです。
ということで、アマテラスとスサノオの血をダイレクトに受け継ぐのは宗像三女神だけとなるのです。
しかも、この点については何も語られず、また宗像三女伸がその後どうなったのかについても一切語られずに、ただ系図だけが公開されています。
語られていないということは、イコール「隠されている」ということになりますので、この宗像三女伸については、ものすごく重要な秘密が隠されているということになるんです。
この宗像三女神の謎については、私達シャーマンの間で語り継がれている口伝がありますので、また別の機会にご紹介していきたいと思います。
ということで、長くなりましたが、ここまでの話だけでも正統竹内文書が、めちゃくちゃヤバい口伝であることが分かっていただけたと思います。
まだまだ冒頭から少し進んだだけになるので、次回をお楽しみにしてくださいね。
★ 龍族の女王源九郎とよさんのブログ
とよさんがタイに来る前に、神様から与えられた貴重な体験として、
源九郎稲荷神社という荒廃した神社を復興された
ことについては、その活動記録のサイトを立ち上げられています。
このサイトに掲載されているブログには、とてもたくさんの不思議なお話が紹介されています。
私のブログを読んでくださる方には、是非同時に読んでいただきたいと思います。
そして、とよさんがしてきたような小さな小さな活動が、多くの人の心に愛と慈悲を取り戻すことに繋がるのだと思っています。
源九郎稲荷神社~復興への道~
https://genkurou-inarijinjya.ne