隼人は龍族なの? 「浦島太郎のおとぎ話」と「海幸彦・山幸彦」の話に隠された暗号を読み解く №1 | 地下都市パヤナーガに住むタイ龍蛇族の姫★龍愛(りゅうあ)のブログ

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龍蛇族の姫である龍愛(りゅうあ)がお伝えするスピリチュアルなお話を紹介します

ご訪問ありがとうございます。

 

前回は、

 

源九郎とよさんが、夢で源九郎稲荷大神様から

薩摩隼人と反対側の隼人を探せ

と指示され、母親が阿多隼人の地である阿多半島出身で、

体に隼人のシンボルデザインのタトゥーを入れている女性

を見つけ出した

 

というお話をしました。

 

 

さて、今回からは、この隼人というのはいったい何者なんですか?

実は、隼人も龍族なんですよ!!

というお話をしていこうと思います。

 

 

 

ところで、みなさんは「日本神話」「おとぎ話」は好きですか?

 

私は、小さい頃から自分の不思議な能力のために、周りからはとても変わった子として気味悪がれていたため、いつもひとりで日本神話等のおとぎ話の絵本を読んでいました。

 

なので、日本神話のおとぎ話については、語り部ができるくらいなのですが、その中でも印象に残っているお話として

浦嶋太郎の伝説

のお話があります。

 

なぜ突然、おとぎ話の話をするかといいますと、浦島太郎の話と、古事記・日本書記に出てくる「海幸彦・山幸彦」の話が、とても良く似ているからなのです。

 

古事記や日本書紀では、「海幸彦」というのが、隼人の先祖とされており、また、浦島太郎のおとぎ話は、一見「山幸彦」のことをモデルにして書かれているのかと思いきや、実は、海幸彦=浦島太郎=隼人という可能性が高く、浦島太郎が誰であるのかを探って行くと「龍族」の王とも言われている「饒速日:ニギハヤヒ」に辿り着くのです。

 

浦島太郎のおとぎ話と海幸彦・山幸彦の話を知らない人からすると、上記の私の説明は???で、何をいっているのかさっぱりわからないと思いますので、順を追って1つ1つ説明しながら、上記の説明の意味を明らかにしていきたいと思います。

 

最初は、何を言いたいのかわからない?と思われるかもしれませんが、最後には「そういうことなのか」と納得していただけると思いますので、まずは、気軽に読み進めていっていただきたいと思います。

 

 

そして、もうひとつ、先にお伝えしておきたいこととしては、

 

古来から語り継がれる「おとぎ話」というのは、

別名を「王解き話」とも言われていて、

書き換えられた本当の歴史を伝えるために作られたもの

 

とも言われているということです。

 

 

なので、おとぎ話には、暗号化されたメッセージがたくさん存在していることになり、多くの歴史研究家などが、その暗号の謎解きに挑戦しておられます。

 

そして、「海幸彦・山幸彦」や「浦島太郎伝説」にも、実は様々なメッセーが隠されているのです。

 

 

 

 

ということで、まず最初に、浦島太郎のおとぎ話を知らない方もいると思うので、簡単にご紹介しておきますね。

 

実は、私たちが知っている浦島太郎のおとぎ話というのは、元々あるストーリーからすると、かなり変更されているんです。

 

 

 

私が、小さい頃に読んでた絵本では

 

ある日、子供達が浜辺で1匹の亀を棒で叩いたりしていじめていたのを浦島太郎が助けました。

そのお礼に竜宮城に連れて行ってもらって、毎日遊んでくらしていたら、ある日急に家に帰りたくなりました。

竜宮城の乙姫様にそのことを告げたら、帰るお土産にと玉手箱をもらいました。

故郷に帰ったところ、何百年も経っていて、全く知らない人ばかりで、絶望して竜宮城のお土産にもらった玉手箱を開けたら、シワシワのおじいちゃんになって鶴になりました。

 

という内容のおとぎ話でした。

 

 

 

私は、おとぎ話の中でもこの物語が、なぜかいつも納得がいかなくて。読むたびに心に重い物を抱えた気分になっていました。

 

なぜなら、浦島太郎は亀を助けて、そのお礼に竜宮城に連れて行ってもらったけど、竜宮城と浦島太郎が住んでいたところとでは、時間の流れが違うことなど聞かされていないし、最後に宝が入った玉手箱をくれたのかと思っていたのに、それを開けたら年寄になって、さらに、なんで最後は鶴になるのか?わけがわからない!

 

という思いで、どうもしっくりこないし、ハッピーエンドではないし、いつもイライラとしていたのを思い出します。

 

 

 

大きくなって、古事記や日本書紀を読むようになり、浦島太郎伝説が記されているもっとも古い書籍は、

日本最古の歴史書といわれる「日本書記」

だと知りました。

 

 

さらに、同時期に編纂された「丹後国風土記」や「万葉集」にも浦島伝説が記されていたんです。

 

 

 

ここから先は、古文書に残された暗号から真実を探って行く必要があるので、

古文書に記されている内容を詳しく説明していきたいと思います。

 

 

まずは、日本書記には浦島太郎伝説はどう記されているのでしょうか?

 

 

日本書記では、

雄略天皇22年秋7月の条に記されています。

 

ここでは浦島太郎は、

浦嶋子(うらのしまこ)

として登場しています。

 

 

本名が浦嶋子という人になるのですが、女性ではなく男性になります。

 

丹波国与謝郡に住んでいた浦嶋子は、ある時船にのって釣りに出かけました。

釣れたのは魚ではなく、大きな大きな亀でした。

そして、この亀はしはらく放置していると、綺麗な女性に姿を変えて行きました。

浦嶋子はその女性と結婚し、海中にある蓬莱山という所に行き、仙人たちと会いました

めでたし、めでたし

 

という内容でした。

 

 

日本書記に記されているのは、たったこれだけなのですが、特徴としては、時期と場所が記されていることです。

 

雄略天皇22年秋7月というのは西暦478年に相当し、

大化の改新よりも200年位前の出来事になります。

 

また、浦嶋子が住んでいた場所は、京都の丹波国与謝郡とはっきりと記載されているのです。

 

 

 

 

 

では、続けて日本最古の和歌集「万葉集」には、どのように記されているのでしょうか?

 

 

万葉集では、水の江の浦の嶋子という名前で登場します。

 

水の江の浦の嶋子は、ある日船を出して釣りに出かけました。

そこから7日も家に帰らず、釣りに明け暮れていました。

 

 

そして、ある時、人間界と神様の世界の境界を超えてしまい、異次元の世界へと迷い込んでしまいます。

そこで出会ったのが、海神族(わたつみぞく)の王の娘でした。

嶋子はこの娘と仲良くなり結婚することとしました。

 

 

しばらくは、海神の宮で暮らしていましたが、故郷が恋しくなった嶋子は、妻に里帰りをしたいと言い出します。

妻は、「別に帰ってもいいけど、もし、またこの宮に帰りたいなら、この箱を持っていきなさい。ただし、何があったも開けずに持っていてくださいね。」と言って、嶋子に玉手箱を渡します。

 

嶋子は3年ぶりに故郷に帰ると、知っている景色とは様変わりしていて、家もありませんでした。

 

それで、妻からもらった箱を開けたら、すべてが元通りになると思い、玉手箱を開けてしまいます。

すると、白い煙がモクモクと出たのですが、何も変わりませんでした。

 

ところが、自分の姿は年老いたおじいさんになっていたことに気が付いた嶋子は、驚いて気絶してしまい、そのまま亡くなってしまいました。

 

と記されています。

 

 

 

この万葉集の中での特徴は、

嶋子と結婚したのは

海神の娘だと、はっきりと記載されていることです。

 

 

 

 

 

では、最後に「丹後国風土記」に記されている伝説についても、ご紹介しておきます。

 

 

与謝郡という村に「筒川」という村があり、その村に「筒川嶋子」が住んでいました。

この筒川嶋子は高貴な上に雅な感じで、イケメンで洗練されていたので、別名を

「水江浦の嶋子」と呼ばれていました。

 

この嶋子は、日下部氏の先祖でもありました。

 

彼はある日、ひとりで船を出して海に出ましたが、一向に魚は釣れず途方にくれていました。3日くらいねばっていたら、ついに強い引きを感じて引き上げると、とんでもなく大きな五色の亀を釣り上げたのです。

 

そして、かめはその後、美しい女性へと姿を変えます。

 

嶋子が「あなたは誰ですか?」と尋ねると、女性は

「私は先人が住む天上界からやってきた天女です」と告げました。

 

さらに「素敵な男性がひとりで釣りをしていると聞いたから、雲にのってやってきたのです」と言いました。嶋子が驚いていると、天女は続けて

「わたしの気持ちは、二人で天地日月の永遠の次元に身を置くことです。あたなはどうお考えですか?」と言いました。

 

天女の言う、「天と地」「太陽と月」とはすなわち陰陽を表しています。

陰陽五行思想では、陰は女性、陽は男性を表すので、陰陽が統合して二人で一つの次元に身を置くというのは、プロポーズのことを指します。

プロポーズを受けた嶋子は「望むところです」と返答します。

 

天女は喜んで「それでは蓬莱山に行きましょう」と言って嶋子を眠らせます。

嶋子が目を覚ますと、海中の不思議な空間にいました。

そこはとてもきらびやかな世界であり、いたるところに宝石が散りばめられていました

 

二人は手を取り合ってゆっくりと進んでいくと、一軒のみごとな家の前に辿り着きました。

天女は「少しだけここにいてくださいね」と言って、家の中に入って行きました。

 

 

すると、待っている嶋子の周りに7人くらいの子供がやって来て「へぇ~。この人が亀姫の夫なんだ」と言い、続けて「僕たちはスバル星の子供なんだ」と言いました。

 

スバル星というのは、夜空に輝く「プレアデス星団」のことを指すのですが、この子達は、人間でもなく亀でもなく自分のことを「星」だと言うのです。

 

さらに8人も子供達がやって来て、今度は、自分達のことを「アメフリ星」だと紹介しました。

 

また、原文では、亀姫が入っていた家のことを「一太宅之門」と表されているのですが、「一太」とうのは「太一」を意味すると考えられており、「太一」とは「宇宙や万物の根源」表し、「天の中心に位置する星を神格化したもの」になるのです。

 

つまり、嶋子と亀姫は、この太一を表す「一太宅之門」をくぐって夫婦となったのです。

 

 

 

 

ということで、丹後国風土記の嶋子のスト―リーには、陰陽道の概念が入れ込まれているのです。

 

この後の内容は、日本書記や万葉集と同じく、嶋子は故郷に帰りたいと言い、亀姫に玉手箱を「絶対に開けないでね」と言われて手渡され故郷に帰ります。

 

故郷に帰ると知っている人は誰もおらず、途方に暮れて玉手箱を開けると、ふわっとした花の芳香が漂いました。

ここでは、嶋子は年寄りにはならず、そのまま途方に暮れて森の中をさまようという形で物語は終わっています。

 

 

なぜ、陰陽道の概念を取り入れているのか?

とても疑問が残る内容として記されています。

 

しかも、星の名前もプレアデス星群のスバルが出てるところなど、とても不思議な内容となっています。

 

 

 

ということで、浦島太郎のお話は、この3つに記されているのですが、まずは、このお話を覚えておいてほしいのです。

この後、古事記と日本書記に出てくる「海幸彦と山幸彦」の物語が、非常によく似た内容になっています。

 

 

「浦島太郎伝説」と「海幸彦・山幸彦」の話を読み解くと、龍族に繋がって行くので、次回は「海幸彦・山幸彦」のお話を紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

★ 龍族の女王「とよさん」のブログ


とよさんがタイに来る前に、神様から与えられた貴重な体験として、

源九郎稲荷神社という荒廃した神社を復興された

ことについては、その活動記録のサイトを立ち上げられています。

 

このサイトに掲載されているブログには、とてもたくさんの不思議なお話が紹介されています。

私のブログを読んでくださる方には、是非同時に読んでいただきたいと思います。

 

そして、とよさんがしてきたような小さな小さな活動が、多くの人の心に愛と慈悲を取り戻すことに繋がるのだと思っています。

源九郎稲荷神社~復興への道~
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