ご訪問ありがとうございます。
ニギハヤヒ関連の紹介をしている最中ではありますが、またまた少し脱線してしまいます。
今日、源九郎とよさんから、「ちょっと気になるYoutube動画が友達から送られてきたので見て感想を教えて」と言われました。
私は、このYoutube動画の発信者である「江島直子さん」という方を全く存知なかったのですが、源九郎とよさんの奈良県のお住まいのすぐ近くに住まれている女性で、スピリチュアルマスター、龍使いとして有名なインフルエンサー&霊能者だそうです。
彼女の動画を見て感じたのは、
能力はとても高いものを持っておられる
ということです。
癌サバイバーだということで、とても苦労はされてきた方のようですが、とても純粋な魂を持たれていて、自分の役割を必死で果たそうとされているのが伝わってきました。
ただ、少し気になったのは、
彼女の周辺に、彼女が役割を果たすために進もうとしている道を邪魔する者が何人かいる?
ということです。
邪魔をしようとしている気持ちは全くない人達だとは思うのですが、その人達の行動や発言が江島さんのやろうとしていることにに悪い影響を与えているのが、江島さんが発するオーラの波動から読み取れました。
なので、おそらくそのことは江島さん自身も気が付いているのではないかと思います。
どういう形でその人達が、江島さんに対して良くない影響を及ぼすのか?
その内容までは私には霊視できませんでしたが、龍使いである江島さんを守護している龍神達が、その方達の存在を拒否しているというサインが読み取れたからです。
江島さんは、とても強い精神力を持たれた方だとは思いますが、癌サバイバーなので、やはり体という物質は人より少しダメージを受けやすいと思います。
体調には十分に気をつけていただき、がんばってほしいなと思います。
そして、ここからが本題なのですが、今回江島さんが動画で話されていた龍脈のことですが、まさしく彼女の話のとおりなんです。
世界各地に、いくつか大きな龍脈がありそこを守護する龍神がおられます。
私が、マスターシャーマンとしての修行を受けているタイ東北部のメコン川流域にも、とてつもなく巨大で力のある龍神様がおりますし、龍族の地下都市があるという伝承が伝わっています(実際に地下都市があるわけではありませんが、目に見えない精神世界、波動世界としての地下都市は存在しています)
そして、それぞれの龍脈を守る者が、世界平和のために自分の使命を果たそうと活動をしていることも確かです。
私が修行をする龍蛇族のシャーマン養成所には、私のように日本人とタイ人の血が流れている者だけでなく、アメリカやヨーロッパ諸国やアジア各国の人も何人か修行に来られています。
いずれも自分の使命に気が付いて修行を受けに来て、知能や能力を磨き、やがて自分の故郷に帰って龍族の一員として役割を果たしています。
さらに、彼女が動画の冒頭で話をされていた
レイボードラゴン(虹色の龍)
の存在ですが、どうも、それが以前私がブログでも紹介したTolandVⅼogのサムさんのことみたいなのです。
私は以前、彼が龍族の中で「賢者の一族」と呼ばれる一族の王の生まれ変わりだと霊視しました。
賢者の一族は、
最高峰の龍である金龍(ウィルーパック族)と人間が交わった一族
だとされています。
通常、人間と交わることが多い龍族は緑の龍の一族が多いと言われているのですが、賢者の一族は龍族の中でも最高位である黄金の龍族と交わって生まれた一族だと言われています。
なので、色としてはどんな色をしているのか?
と考えた時、ひょっとしたら全ての龍の色を兼ね備えたレインボーの鱗を持っていたのかもしれないと思いました。
そこで、以前にもご紹介しましたが、タイに伝わる代表的な4大龍族の王についてご紹介したいと思います。
タイにも東南アジア各地に通ずる巨大な龍脈が存在します。
◎ タイの東北部のメコン川流域からカンボジア、ラオス、ベトナムへと通じる龍脈
◎ タイの東部であるチェンマイやチェンライなどの山岳地帯からラオス、ミャンマーへと通じる龍脈
があり、タイは龍脈の中心地であるとともに4つの龍族の国があります。
4つの国を支配する王はナーガラジャ と呼ばれています。
① ウィルーパック(วิรูปักษ์)族
最も力があり権威も高いとされる。
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色:金色
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象徴:太陽・光明・王権
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特徴:仏教世界観では「四天王」に従う四大ナーガ族の王の一つとして知られる。天界や寺院の守護者とされる。
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タイでの信仰:黄金色のナーガ像は仏塔や寺院の階段の守護としてよく見られる。
② エラパタ(เอราปถ)族
修行をした個体は人に変身したり、頭の数を増やすこと(9頭まで増やせる)ができるといわれる。
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色:緑色
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象徴:大地・森林・川の恵み
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特徴:大自然や川の守護者とされ、特にメコン川流域のナーガ伝承と結びつく。
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タイでの信仰:ウドンターニーの「シースットー(Sri Suttho Nāgarāja/พญาศรีสุทโธนาคราช)」はこの系統と考えられ、カムチャノートで強く信仰されている。
③ チャッパヤプタ(ฉัพพยาปุตตะ)族
深い森などに住まい神秘的な生態を持つ。謎の場所に生息するため見つけるのが難しい
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色:虹色、多色
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象徴:雨・豊穣・霊性
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特徴:鱗が虹色に輝くとされる。自然の調和や水の循環を象徴する一族。
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タイでの信仰:ヴィスット・デヴァ王(พญาวิสุทธิ์เทวา)がこの一族の代表的なナーガ王とされる伝承がある。
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意味:虹が現れるのはナーガが水を司っている証とも語られる。
④ ガンハーコータマ(กัณหาโคตมะ)族
地下世界で宝物を守っているという伝説のある黒色の一族
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色:黒色(あるいは暗色)
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象徴:地底・冥界・試練
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特徴:恐怖や呪術と関係し、人間に試練を与える存在として描かれる場合がある。
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タイでの信仰:一方で守護・加護の力も強いとされ、黒ナーガを祀る祠もある。
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意味:闇や試練を超えた先に悟りがあるという教えと結びつけられる。
そして、さらにこの4大龍族とは別に、
宇宙を支える根源的ナーガ王(祖王)として特別視される存在の9龍王
が存在します。
1 Ananta(Śeṣa) อนันตนาคราช . アナンタナガラジ
「無限」。宇宙を支える大蛇です。
ヴィシュヌ神の寝台。ナーガ王の筆頭。
かつて人間界に二度転生したと言われています。
金色の鱗を持ちます
2 Vāsuki วาสุกิ ヴァースキ
「乳海攪拌(アムリタ生成)」 の神話で有名な龍王。強力な毒と守護の象徴。
「乳海攪拌」で、神々(デーヴァ)と阿修羅(アスラ)が不死の霊薬アムリタを得るために「マンタラ山」をかき回した時、ロープ役となったのがヴァースキです。
阿修羅が尾を、神々が頭を引いたため、ヴァースキの口から毒(ハーラーハラ/カールクータ毒)が噴き出しました。
その猛毒は世界を滅ぼしかけましたが、シヴァ神が飲み込んで救いました。(シヴァの喉が青くなり「ニールカンタ」と呼ばれる逸話)。
他の龍よりも優れた力と影響力を持つ高級龍です。
災厄(毒)と恵み(浄化)の二面性を持つ龍神です。
白または緑の鱗を持ちます。
3 Takṣaka ตักษกะ タクシャカ
インド神話の「マハーバーラタ」に登場する有名なナーガ王
火と破壊のナーガ。アルジュナの子 パリクシット王 を毒で殺したことで知られる。
「火」や「破壊」と強く結びつく存在です。
特に「災厄・試練・死」を象徴する龍神として位置づけられ、直接的に祀られる対象というより 畏怖と警戒の対象とされています。
ヒンドゥー教の灰色の体に赤いナビと頭を持ち、頭が9つまで広がりますが、通常は頭が1つまたは7つとされています
9大ナーガ王の中では 最も破壊的で畏怖される龍神です。
4 Karkotaka กัรกุฏกะ カルコータカ
呪術を司るナーガ。毒で人を小さくしたと伝えられる。
インド神話の『マハーバーラタ』などに登場するナーガ王。
マハーバーラタでは、修行者ナラ王を呪いでみにくい姿に変えたが、その後ナラに力を与えるなど、呪術と試練を象徴する存在となりました
その毒は非常に強力で、戦士や王に恐れられました。
パヤスリ・ストナカラットナキン・カムチャノド宮殿の偉大なナーガ神で、全国の多くの人々に崇拝されています。
体はエメラルドグリーンで、頭と関節は金色です。
彼の体は巨大で力強く、雄大で、最大9頭まで広げることができます。
5 Padma ปัทมะ パドマ
蓮華のように清らかで吉祥な力を司る龍王で吉祥・豊穣を司る。
ラオス側のすべてのドラゴンの王であり、タイ側とラオス側の両方でメコン地域を守っています
蓮は仏陀の象徴でもあるため、パドマはナーガの中で特に仏教的な吉祥性と結びついた存在とみなされる。
ピンクの鱗を持つ
6 Mahāpadma มหาปัทมะ マハーパドマ
「大いなる蓮華」。白い鱗を持ち財宝と水源を守る。
シヴァ神のネックレスのダイヤモンドまたは7色のダイヤモンドから化身した形で生まれました。
彼は非常に勇敢で、ダイヤモンドガラスの鱗と金の鱗が交互に現れ、最大9つの頭を持ちます。
7 Śaṅkha สังขะ シャンカ
法螺を象徴するナーガ
法螺は音・霊力・儀式を司り、ヴィシュヌ神の象徴的な武器のひとつ(パンチャジャニャ)でもあります。
体は水色です。音の力によって悪を祓い、法を伝える役割を担います。
8 Kulika(Kuliya) กุลิกะ クリカ(またはクリヤ)
地獄や冥界と関わるナーガ。死と試練を司る。
罪業を持つ者に試練を与え、修行者を鍛える象徴ともされます。
タイやラオスでは、直接的に祀られる対象としては稀で、ナーガ信仰の体系的な説明(九大ナーガ王の列挙)で紹介される程度です。
一方で、「黒ナーガ(カンハーゴータマ系)」や地下世界のナーガと混同され、闇と死を司る龍神 として語られることがあります。
卵は黄金色で、周囲に赤い輪があります。
9 Kura(Kurma/別伝で亀神と習合) คุรมา クラ(またはクルマ)
海底・大地を支える存在。ナーガと亀の性格を持ちます。生活の安定・繁栄を象徴する守護的ナーガ
もともとは蛇ではなく「コルタ・スリ・テプトラ」というクメールの土地の守護天使(亀)でした。
体に魔法武器である天斧を持っていましたが、これは国津神が与えたものであり、一度振り回すだけで敵を斬り殺すことができます。
龍族の姫と恋に落ち、その妻と共に地下宮殿で暮らしていましたが、分断された地下都市を治めるために、ついに自分の体を蛇に変えることに決めました。
そのため、他のドラゴンとは違う状態を持っています。まさにセミドラゴンでありセミガッドです。
タイやラオスの信仰では、これらのナーガ王の名がすべて語られることは少なく、
一部(アナンタ、ヴァースキ、パドマなど)
などが強調されています。
ということで、もしタイに来られてお寺の参拝をされて、龍の像を見たら「どこの国の王様なのかな?」なんて視点で見てもらえると、よりタイが好きになっていただけるかな~と思います。
ということで、今回も、また脱線してしまいましたが、龍族が色々と動きだしている感じがしますね~。
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