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地下都市パヤナーガに住むタイ龍蛇族の姫★龍愛(りゅうあ)のブログ

龍蛇族の姫である龍愛(りゅうあ)がお伝えするスピリチュアルなお話を紹介します

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

とても長く間が空いてしまったのですが、私は謎多き神であるニギハヤヒについて、以前からこのブログでご紹介しておりました。
 
今回は、続きの
古社から読み解くニギハヤヒの履歴 その1、その2」の第三弾として、籠神社に記されたニギハヤヒの履歴について紹介したいと思いますが、その前に、間が空いてしまっているので、ニギハヤヒ命について復習しますね。
 

ニギハヤヒ命とは

  • 『日本書紀』や『先代旧事本紀』などに登場する神様です。

  • 天照大神の命を受け、天磐船に乗って大和の地に天降ったとされています。

  • 大和の豪族「物部氏」の祖神として祀られています。

  • 天孫降臨神話の中では、ニニギノミコトより先に天下った「饒速日命」が大きな意味を持っております。

 
さて、このニギハヤヒと、この後紹介する「籠神社」は、とても深い関りがあるとされているのですが、まずは、籠神社について簡単にご紹介しますね。
 
 

籠神社(このじんじゃ)

ニギハヤヒについては、関係する有名な神社がたくさんあるのですが、今回は、その中でも「元伊勢」として有名な京都の「籠神社」についてご紹介したいと思います。
 
まずは、籠神社について簡単にご紹介しますね。
 
伊勢神宮といえば、日本人なら知らない人はいない神社の中心をなす神社ですが、この伊勢神宮の元となる神社があることは、歴史好き、神社好きの方でない限り、あまり知られていません。
 
その元伊勢の代表的な神社が、籠神社であり、ここには驚くべき2000年の歴史と数々の謎が眠っているんです。
 
伊勢神宮の内宮と外宮の神様である「天照大御神」と「豊受大神」が共に祀られていた唯一の場所になります。
 
83代も続く宮司家系であり、古代中国由来の鏡、真名井の神秘的な湧水など、現代の考古学や歴史学でもまだ解明できていないいくつかの謎が散りばめられており、古代史好きには、大神神社と並ぶたまらなく魅力的な神社になります。
 
奈良時代から平安時代にかけて、籠神社がある地域には、国府がおかれ、中世には守護所が設けられるなど、歴史的にも重要な場所でした。
 
 
籠神社の名前は、とても不思議な名前ですよね?
 
「籠(かご)」という漢字は、主祭神である彦火明が竹で編んだ籠船に乗り、海神の宮(竜宮、常世)に行かれたという事に由来しています。
 
古代には「コノ」と訓読みされていたこの字には、海洋文明との繋がりが示唆されています。
 
現在の主祭神は彦火明命ですが、かつては豊受大神をお祭りする宮がありました。
そこに、天照大神が新しい居住地を求めて全国を旅した末にやって来て、豊受大神と共に「吉佐宮(よさのみや)」として4年間祀られていたと伝えられています。
 
 
その後、天照大神は、第11代垂仁天皇の時に、現在の三重県伊勢市になる伊勢神宮(内宮)に遷られ、約450年後、豊受大神も第21第雄略天皇の時に、天照大神に呼ばれて伊勢神宮(外宮)に遷られました。
 
この経緯が、元伊勢と呼ばれる所以になります。
 
 
 
また、社殿にも特徴があり、籠神社の社殿は、伊勢神宮内宮の正殿に最も近い様式だとされているんです。
 
伊勢神宮の正殿は「唯一神明造」と称されていて、同じものを作ることは許されていません。
また、本殿の棟の上には「五色の座玉(すえたま)」という装飾があり、これは伊勢神宮と籠神社だけに見られる特別なものなんです。
 
 
青、黄、赤、白、黒の五色の玉は、伊勢神宮の御正殿が拝見できないため、籠神社でしか見ることができないんです。
 
この建築的な特徴は、両神社の深いつながりを記していると言われています。
 
 
籠神社には、この天照大神との関係や、浦島太郎伝説に因むもの、国宝とされている鏡の存在など、たくさんの謎があるのですが、それはまたの機会にご紹介するとして、今回は、ニギハヤヒとの関係についてご紹介していきたいと思います。
 
 
 
◎ ポイント
  • 京都府宮津市にある丹後一宮。元伊勢とも呼ばれています。(日本三景・天橋立の付け根に鎮座しています)

  • 正式名称は「丹後一宮 元伊勢 籠神社」であり、「丹後一宮」というのは、丹後国で最も格式の高い神社という意味になります。

  • 主祭神は彦火明命(ひこほあかりのみこと)、別名で天火明命です。

  • 物部氏や海部氏など古代氏族と深い関係を持つ神社です。

  • 天照大神を伊勢に祀る以前に、一時的にこの地に奉安された(元伊勢)と伝わっています。

 
 

ニギハヤヒと籠神社との関係

 
ニギハヤヒと、籠神社の関係性として一般的には次の理由が考えられています。
 
  • 籠神社の主祭神「彦火明命」と「饒速日命」は同一視されることが多い。

  • 籠神社を奉斎した海部氏と、物部氏の祖神信仰がここで交わっている。

  • したがって、ニギハヤヒと籠神社は「祖神を共有することでつながる」関係にある。

  • 神話的には、丹後の籠神社に祀られた神が、大和に天降って物部氏の祖神となったという流れで説明される。

 
ということで、これらの内容について掘り下げていきたいと思いますが、長くなりそうなので、今回は、1つ目の籠神社の主祭神「彦火明命」と「ニギハヤヒ」が同一視されているからという点から、2柱の関係を見ていきたいと思います。
 
 

★ 1つ目の理由~籠神社の主祭神「彦火明命」と「ニギハヤヒ」は同一神

 
籠神社(京都・丹後一宮)の主祭神は彦火明命(ひこほあかりのみこと/天火明命)という神様です。
神社縁起ではこの神様が丹後へ降臨し、のち伊勢と深く結ぶ“元伊勢”の中心神とされているんです。
 
 
一方、饒速日命(ニギハヤヒ)は大和で物部氏の祖とされる天孫です。
『先代旧事本紀』では「天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊」と、とても長い名前で表記されています。

 

※ 先代旧事本紀というのは、奈良時代から平安初期にかけて成立したとされる神道系の歴史書・氏族伝承書なるんですが、饒速日命を祖とする物部氏の系譜・伝承を詳しく伝える点が特徴の古伝書になります。

 

 

この書物に記されているニギハヤヒのとてもとても長い名前の中に「天火明」という文字が含まれていることから、

天火明命=饒速日命 

同一神(あるいは強い習合)の最重要根拠とされているんです。

 

 

まず、この名前の表記が、天火明命=饒速日命とされる理由であり、籠神社とニギハヤヒとの関連性を示唆しているのです。

 

 

籠神社は、2000年以上続く、海神族の「海部氏」という一族の総本山になります。

 

すでにお亡くなりになってしまいましたが、第82代海部光彦宮司の時に、神社にまつわる様々な謎が発表されました。

 

 

その代表的な物が、彦火明から始まる海部一族の82代にわたる系図である「海部氏系図」です。

この系図は、国宝に指定されています。

 

そこで記されているのは

 

◎ 彦火明命はニギハヤヒと同一神である

◎ 加茂神社に祀られる神とも同一神である

◎ オオクニヌシの息子である

 

という驚きの内容です。

 

宮司さんの発表は大きなヒントをくださっていますが、ますます謎が深まった感がありますよね~

 

 

賀茂社に祀られる神は、私のブログでも取り上げたことがある「八咫烏」のことですよね。

 

さらに、大国主の命の子供とは?

アジスキタカヒコネ=事代主??(同一神という説があります)

であり、どちらも実は役職名は八咫烏? だと言われている神様です。

 

そして、籠神社には家紋が3つあり、そのうちの1つ、裏家紋とされるのが「六芒星」なのです。

実際には「籠目紋」と呼ばれているのですが、ユダヤともかごめ歌とも何か関係がありそうですよね。

 

また、籠神社の奥の院である「真名井神社」の由緒が書かれていた石碑には、この籠目紋とニギハヤヒ、奥様のイチキシマヒメの絵が描かれていました。

現在は、この石碑はないそうですが、源九郎とよさんが、真名井神社が好きで通い詰めていたことには、まだこの石碑があったそうです。

 

 

ということで、ニギハヤヒは籠神社とは深い関係があることは間違いがないようです。

 

この海部一族というのは海神族であり、私達、日本から流れ着いてタイや周辺東南アジア各地に住み着いた龍蛇族(ツキヨミ族)とは、同一の一族になると伝わっています。

 

なので、私達シャーマンの間では、海部一族は渡来人一族(厳密には日本から世界各地に散らばり、再び日本に戻って来た一族)であると言われています。

 

彦火明命が賀茂の神様と同一神だとすれば、さらに渡来人「秦氏」との関係もあると考えられます。

 

まだまだ、籠神社には邇芸速日命関連だけでなく、謎がたくさんあるのですが、そのあたりのことも含めて、続きは次回にご紹介しますね。

 

 

 

源九郎稲荷神社関連サイト

 

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