哈尼(ハニ)族と佤(ワ)族について(李さん特別編) | スマイル中国語教室のブログ

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皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のミュージシャンこと、李です。

 

   

中国には56の民族があり、最も人数が多いのは、漢族です。その他の55民族は、いわゆる少数民族となります。それぞれ民族ごとに暮らし、宗教や得意とする分野にも違いがあります。

 

 先日紹介させていただきましたように私の苗族にも独特な文化がありますが、他の少数民族についても独特で面白い文化があります。今後、不定期ですが、他の少数民族についても紹介させていただこうと思っております。

 

 今日は哈尼(ハニ)族と佤(ワ)族についてです。

 

(1)哈尼(ハニ)族

    中国の雲南省西南部を中心に暮らす、農耕民族です。急な山肌に大地を彫刻したような棚田を作ります。標高1800mまでの急山の形に沿って作られ、天空の棚田と呼ばれています。

 

 

   哈尼族には歌垣という合コンがあり、男女が求愛や恋の駆け引きの歌を歌い合います。恋愛は自由ですが、私の苗族とは異なり、結婚には両家の合意がなければ認められません。また、一夫一婦が厳しく守られ、浮気やほかの女性を妻に迎えようとすると、集落から追放されてしまうこともあります。

 

 

   驚くべきことに 哈尼族は昔から豆を発酵させてつくる味噌や納豆、豆腐、そして野菜の漬物等を食べます。ですから哈尼族が日本人のルーツかもしれないとも言われているんですよ。

 

 

(哈尼族の生活の様子はこちらから)

https://m.youtube.com/watch?v=Uoe1tNRcD2I

 

(2)佤族

  中国雲南省西南部からミャンマーの東部の山地で生活しています。昔から血を供物として自然を信仰する風習があり、結婚式や葬式等では、鶏、豚、水牛を狩る儀式を行っています。現在はしていませんが、昔は首狩りの習慣があり、春になると豊作を祈願するために敵の首を狩って供えていたようです。

 

 

   木鼓が神聖な道具とされ、村の間の連絡に使い います。かつて首狩りを始める際は木鼓を打つと農耕神であるムイック神が気づいてくれるとされ、戦闘の際にも使われていたようです。

 

 

(佤族の生活の様子はこちらから)

https://m.youtube.com/watch?v=W_CkfEdQOxM

 

  中国にはいろんな少数民族がおり、それぞれに個性豊かな風習があります。また機会があれば紹介していきます。

 

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