

今週も内モンゴル自治区の区都、呼和浩特(以下、日本語読みでフフホト) の旅行記。今回はモンゴルの歴史を収めた内蒙古博物館です。かなり見応えがあったので、2回に分けて掲載させていただきます。



内蒙古博物館には6万余点の文物が収蔵されており、「内蒙古の古生物」、「内蒙古の歴史文物」、「内蒙古の民族文物」、「内蒙古の革命文物」など四つの展示室があります。




太古の時代、モンゴルの大草原は、深く広い海「モンゴル・オホーツク海」であったため、現在モンゴルの地平線の彼方まで大草原の下には金、銀、銅、亜鉛、ウラン、各種レアメタルなど豊かな鉱物資源が存在しています。またモンゴルは、北アメリカ、中国とならぶ世界的な恐竜化石産地のひとつとして有名です。乾燥した大地から数多くの化石が非常によい状態で発掘されています。さらに内モンゴルには中国初の大型ロケット発射場である酒泉衛星発射センターがあります。晴天に恵まれることが多く、地形は平坦で周囲に人家はほとんどないため、ロケット打ち上げには好条件とされ、人工衛星を製造し、そのほとんどをここ酒泉衛星発射センターから打ち上げられています。



草原の下には何万年も前から蓄積された豊かな資源と化石が埋蔵されており、果てしなく続くモンゴルの草原からは最新のロケットが打ち上げられる。モンゴルの草原のイメージが強いですが、エネルギー関係やロケットまで幅広く、利用されていることに驚きました。







長々と続きますが、次回は内蒙古博物館のモンゴル草原の歴史編です。次回もよろしくお願いします。
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