6月8日土曜日午後2時近く、キト南部ソランダ劇場で開催されていたパチャクティクの全国大会が終了した。テーマの一つは、2025年におこなわれる大統領選挙に、先住民運動の候補者を決定して、これに参入することであった。

 

大会が終了したとき、パチャクティクのギジェルモ・チュルチュンビ全国委員長は、エクアドル人民の要求に答えるために、政府プログラムを作成することを、参加者が承認したと報告した。政治同盟に関しては、今週中におこなわれ、知ることができるであろうと説明した。

 

パチャクティク全国大会は、コトパクシで開催されたパチャクティク地方大会での決定を承認したのだが、そこではエクアドル先住民全国会議(CONAIE)の現在のレオニダス・イサ議長が、先住民運動の共和国大統領として提案されていた。

 

チュルチュンビの説明では、エクアドルのいくつもの政治組織との対話の場が準備されており、そこでパチャクティクの政府プログラムが受け入れられたならば、提携が決定されると説明した。

 

パチャクティクの政府プログラムは、エクアドルの24県のなかで全体化され、そこで集められたすべての見解は、一つの文書のなかに統合される。そこでの提案のなかには、食糧安保の問題、鉱山開発主義の終焉、自然の保護などが含まれる。

 

中央政府が提案している補助金の廃止については、チュルチュンビは、これが実現されたならば、市民の生活費が上昇することになると述べた。わかりやすい例として、消費税が12%から15%に引上げられることによって、食用油1リットルは、現在の1.75ドルから2.45ドルに値上がりすると語った。

 

動員のテーマに関しては、現在のところ2次団体、あるいは基礎部分での協議をおこなっており、かれらが取るべき行動を決定することになると指摘した。

 

組織を裏切ったり、パチャクティクの運動にたいして、マイナスの行動を取ったものたちについては、倫理委員会のリストに掲載され、個別事案について検討され、深刻度に応じて、制裁を受けるなり、組織から追放されることになると説明された。

(通算4056) (EXPRESOのGloria Tacoの"El movimiento indigena anuncia la precandidatura presidencial de Leonidas Iza"による)

 

(foto:Radio Habana Cuba)