第2回投票への新しい世論調査結果:パトリシア・ブルリチ[右派候補]とマウリシオ・マクリ元大統領がミレイ支持を表明したのちに。

 

調査会社アナロヒアスによると、「祖国のための連合」の候補者[マッサ]は、ハビエル・ミレイよりも8ポイント、リードしている。女性票、投票先未定・白票の行方が鍵となる。

 

調査会社アナロヒアスの発表によると、11月19日におこなわれるアルゼンチン大統領選挙第2回投票の意向調査では、「祖国のための連合」(UP)のセルヒオ・マッサ候補が、42.4%の支持を得て優勢となっており、第2位となる「前進する自由」(LA)のハビエル・ミレイ候補の34.3%を大きく引き離している。

 

この調査は「野党指導者たちの表明が最高潮となり、市民の熟慮の状態も顕著となる」なか、10月23日から25日にかけて、全国1,954人に電話による聞き取りがおこなわれたと、調査会社は説明している。

 

今回の結果発表では、マッサが42.4%でリードしており、最大の支持層は45歳から59歳までの女性である。一方でミレイは、34.3%の人が投票の意向を表明しており、その最大の支持層は16歳から29歳までの若者、男性である。

 

この2つの選択肢のほかには、質問を受けた5.8%の人が白票を投じる意向で、17.5%の人は、11月19日の決戦投票でどうするか、いまだ「わからない」と答えた。

 

アナロヒアの分析するところでは、マッサは「10月22日[第1回投票]での投票者を固め、さらにフアン・シアレッティ[反キルチネリズム・ペロニスタ]の3分の1、左翼連合[ミリアム・ブレグマン候補]の60%、「ともに変化を」の候補[ブルリチ]の15%近くを加えて優勢となっている。現時点では第2回投票に行く候補にたいし、「わからない」に、大きく分散している」。

 

またセルヒオ・メッサが、「現在のアルゼンチンが置かれている状況への対応」として、国民団結政府の形成を提案していることについて、52%の人々が「賛成」を表明し、23.4%の人々が「反対」、24.6%の人が「わからない」と答えている。

(通算4001) (Pagina12の"Nueva encuesta sobre balotaje:Cómo queda Massa tras el apoyo de Macri y Bullrich a Milei"による)

 

(foto:Página12)