(参考:N01537「アクシオン・エコロヒカ、解散命令を免れる」)

http://ameblo.jp/guevaristajapones/entry-12238657121.html

 

愛する友人たちへ。

 

わたしたちは世界中から受け取った数千の手紙、抱擁、メッセージにたいして、感謝の言葉を明らかにしたいと思う。わたしたちは予想もしていなかった結果を勝ち取ることが出来た:エクアドル政府は、アクシオン・エコロヒカを閉鎖するという試みを断念する決定をおこなった。

 

わたしたちは(あなたたちとわたしたちのあいだで)、わたしたちの連帯の、参加の、自然にたいする攻撃を告発する権利を守ることを知っていた。これを祝わなければならないことはおかしいことではあるのだが、それをしよう。なぜならこれらの権利を失うという危険が、近いように思われ、恐ろしいことであったのだから。

 

わたしたちの自然を守るということは、権力にあるグループを、多国籍企業を、恐らく特に中国の企業を不快にさせた。つまりこれらの企業は国土のすべてに、かれらの開発プロジェクトを拡げ、巨大インフラ建設をおこなっている。しかしわたしたちの組織は、深く共同体と、またともに働いてきた人々から、愛され尊重されていることを知っている。反感と愛情を天秤にかければ、後者がより重たい。

 

わたしたちは環境紛争に特徴づけられた国に生きている。石油の採掘地域、たとえばヤスニにおける紛争、あるいはコルディジェラ・デル・コンドルの鉱山、あるいは乾燥林におけるバイオ燃料など。保護監視されている自然の土地にたいする襲撃、それはわたしたちに参加を、連帯を、告発を引き起こすものだ。そこでは引き続きわたしたちは知的に、政治的に貢献し、街頭にわたしたちを登場させ、自然にたいする攻撃の異なった事件と形態に対処するために、共同して働く場所を建設する。

 

わたしたちの見解と使命に従って、わたしたちは知性が大地を尊重するように、大地が人間を支えるために尊重されるよう、引き続き働き続けることを約束する。

 

みなさんありがとう。ここに至ったことを。わたしたちの声を元気づけてくれて。わたしたちが愛する平和の太鼓を、正義と尊厳とともに、わたしたちと叩いてくれて。

 

アクシオン・エコロヒカ

 

わたしたちは消し難い熱とともにある。小さな光が揺れて、平原の夜を横切っていく。

2017年1月13日 キト

(N01538) [Accion Ecologica による]