[La Jornada による]


5月23日、アンティオキア県において、政府軍によるコロンビア革命軍(FARC)への攻撃がおこなわれ、少なくとも8人のゲリラが死亡、2人が負傷した。5月21日からおこなわれている政府側の攻勢によって、34人が死亡したことになる。軍のコミュニケが伝えた。


作戦はアンティオキア、セゴビア市、アルトデラクルスの人里離れた場所でおこなわれ、これには陸軍と空軍、それに警察が協力した。「バルモレとハイロ・メチャス」に指揮された、「FARC第4戦線とラウル・エドゥアルド・マエチャ中隊」の8人が死亡した、と文書は指摘している。


軍は報道機関への説明のなかで、7人の死者について判明しているとし、また作戦のなかで年少者2人が負傷したと明らかにした。かれらはFARCによってリクルートされたものたちで、現在病院で手当てを受けている。


コミュニケはさらに、自動小銃を7挺、ピストル2挺、手りゅう弾3個、コンピュータ2台、ハードディスク1台、USBメモリー31個を押収したと付け加えた。


これは5月21日にFARCにたいして行われた作戦に次ぐ2回目のもので、このときはカウカ県、グアピ市から離れた田舎での、武装グループのキャンプにたいする空爆で、26人のゲリラが死亡した。


ゲリラは一方的な停戦を破棄したものの、ハバナにおいて続けられている政府との交渉テーブルは、続けていくと言明している。


コロンビア大統領は、「重要な進展もなく、1年が過ぎ去った。われわれには進展が必要だ。なぜならコロンビア人民は、限られた忍耐を持っている。それは永遠の忍耐ではない」、と語った。(N01154)