[Rayuela Radio による]


ハビエル・ラミレスは農民であり、インタグの反鉱山活動家である。2014年4月9日に逮捕され、反乱の罪で懲役10か月が宣告された。これはディアス・デ・ラディオのプログラムで、かれは自分の事件について語った。


この件についてどのように感じ、どうしようと思われていましたか?


(JP)これはわたしの家族と村の人々を怖がらせるためのものでした。わたしと村にたいしておこなわれたことは正しいことではありませんでした。


2014年4月6日にENAMIの職員とのあいだで何があったのでしょうか?


(JP)つねに村では抵抗がありました。それはわたしたちの村だけのことではありません。ここの人々は指導者を必要としていません。村の人々は見知らぬものたちが場所に立ち入ることを警戒しているのです。そしてかれらが何をするために来たのかを尋ねようとします。人々がかれらに何をしようとして来たのか質問したとき、支障が起きました。わたしが村長であったため、すべてはわたしが組織したものと考えたのです。わたしはひざを打って家にいました。村のたくさんの人が、わたしが家にいたことを認めています。しかしかれらはわたしを告発し、わたしは無実を主張したのです。


あなたにたいして逮捕命令を見せることはありませんでした。あなたはなぜ逮捕されたかを知っていましたか?


(JR)わたしを逮捕したとき、これは養育費のための事件だと言っていました。それでかれらは間違っていると確信したのです。その後、違う件であることがわかりました。


何が起こりましたか。その後どのように推移しましたか?


(JR)わたしの逮捕を要請したものからの圧力がかかり始め、わたしはオタバロに移送されました。そこでようやく、なぜわたしが告発されたのかを知りました。わたしがテロリストで告発されたと言うのです。しかし何が犯罪行為なのかはわかりませんでした。コタカチで、犯罪が構成されたとき、ようやくわたしを何で告発しているのかを知りました。しかしわたしには何が起こったのかについて、少しの知識もなかったのです。


あなたにたいしてどのような証拠が提出されたのですか?


(JR)攻撃されたという4人の職員が、わたしが攻撃したものの一人であると証言しました。しかしかれらがわたしたちの土地に入るのは初めてのことであり、わたしであることは写真で認識したということです。かれらは初めて来たにもかかわらず、わたしが攻撃者であると認め、それがわたしであるということは写真を通じて認識したのです。


刑務所ではどのように過ごしていましたか。活動家として強くなりましたか?


(JR)これによってわたしは、人権のために、村の人が踏みにじられないために、わたしたちのすべてを守るために、いままで以上に闘いつづける力を得ることができました。わたしの弟は同じ罪で告発されています。したがって闘いは強められなければなりません。わたしたち2人が自由になるまでは。


予想される弾圧にたいして、村には恐れがあるでしょうか?


(JR)はい、あります。人々のあいだに、大きなカオスが形作られました。ある人たちは関わりたくない、これとは独立していたいと思っています。しかしわたしたちを強化していかなければなりません。より平穏に、わたしたちを守れるように。ここでは誰も法律を知りません。どのような権利を持っているかを知らないのです。したがって村の人たちが権利について知るように、用意をしていかなければなりません。


村の人々は分断されているのでしょうか?


(JR)はい、村人たちは分断されています。ある人々は恐怖から企業や政府を支持するようになりました。かれらにたいして弾圧がおこなわれないためです。しかし多数の村人は、かれらのようではありません。


鉱山開発について、人々にどのように話されるでしょうか?


(JR)鉱山の採掘はわたしたちの共同体の自然を破壊します。わたしたちは鉱山プロジェクトが予定されている場所の、水脈の近くに住んでいます。そのため鉱山採掘は水源を汚染し、森やわたしたちの村の自然、全体に被害を与えるのです。


あなたちにとってのBuen Vivir [良く生きる]とは何でしょうか。政府もBuen Vivirの状態を提案しているのですが?


(JR)わたしたちにとってBuen Vivir とは、わたしたちが村で良く生きていくことと共存できないプロジェクトを押し付けることではありません。なぜなら明らかに水が無くなってしまうのです。これはもっとも大事なことです。そしてわたしたちの村から森が無くなってしまいます。わたしたちはきれいで健康的な水、澄んだ空気が必要です。なぜなら共同体はつねに、森と水源に注意を払ってきたのです。


村の将来のプロジェクトとはどのようなものでしょうか・


(JR)わたしたちは引き続き、仕事のためのオルタナティブなプロジェクトを続けていきます。つねにこのことに集中してきました:ツーリズム、農業、有機コーヒーの栽培、畜産、乳業、より多くのプロジェクトにより、わたしたちは発展してきました。


最後に、反鉱山の問題についてこれまであまり知らない人々への、あなたのメッセージをお願いします。


(JR)わたしのメッセージは、鉱山という言葉について、その意味がなんであるかを良く理解してほしいということです。なぜなら人々は、鉱山という言葉を、お金という言葉と同義語であると考えています。でもそうではありません。鉱山採掘によって多くの家族が移住することを強いられます。そして多くの人々、森、動物、水が被害を受けることになります。わたしたちがいま持っているものを守ろうという、ほんの少しの認識によって、決して人間ではできないこと、、自然のみができること、それらが合わさって、森や水がいまあるようにあり続けることを可能にするのです。

(N01127)