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どこか遠い場所に広義では、人が徒歩もしくは何かしらの交通手段を用いて移動すること全般を言う。狭義では、観光地や行楽地などへの観光(宿泊を含む場合が多い)のための移動を表し、買い物、通勤や出張などのための移動とは区別される。
一般的に「旅行」と言う場合は、狭義の旅行を指す場合がほとんどであるが、JRの旅客営業規則のような約款における用語としての「旅行」は広義の旅行を指す。
「たび(旅)」の語源は不明であるが、その意味上の共通性やアクセントの面から、「とぶ(飛)」との関係が疑われている。回数を表わす助数詞「たび(度)」は「たび(旅)」が転じたものという。なお、柳田国男によれば、旅の原型は租庸調を納めに行く道のりのことである。食料や寝床は毎日その場で調達しなければならないものであり、
道沿いの民家に交易を求める(物乞いをする)際に、「給べ(たべ)」(「給ふ〔たまう〕」の謙譲語)といっていたことが語源であると考えられると柳田は述べている[1]。旅の枕詞は「草枕」である
に行って、景色のいいお部屋に泊まって、
ボーっとする。
もちろん、自分の部屋でボーっとするのも有りです。
忙しい毎日だからこそ、何もしない何も考えなくて良い時間が有難いって思えます。
今日のように一般庶民に移動の自由が公には認められていなかった時代、人は宗教的な巡礼、神社仏閣への参拝を理由に旅をすることが多かった。
日本では、西国三十三箇所、四国八十八箇所巡礼など、ヨーロッパでは、キリストの聖杯・聖遺物やそ
の使徒のだれかれの遺物が安置されているといわれる大寺院、修道院への巡礼が盛んに行われた。そのことを示す例として、日本の初期の鉄道は高野山への南海、
成田山への京成、高尾山への京王などというように、多くが社寺参拝のために作られたことが挙げられる。
それが、旅の旅行者への宿泊の世話や病人のケアからホスピス・病院を生み出す元になったり、また、近世に入ってからは、イギリスの裕福な市民層の師弟の学業の仕上げとしての「グランドツアー」、家庭教師同伴の長期にわたる海外遊学が広く行われるようになり、
それを世話する業者である旅行代理店が登場した。今日も存続しているトーマス・クック・グループは当時の創業になる。また、こうした流行が明治以降の日本に輸入されて、学校の修学旅行になった。
また、アメリカでは、金鉱の発見などにより、
「西部開拓」という大移動、旅行ブームを引き起こし、以後、放浪者、「ホーボー」や、ビートニクなどの運動でも旅行は新しい文化の呼び水になった。一方で、21世紀の現代ではパスポート保持者は全国民の3割に過ぎず、外国へ旅行する人の半数は、行き先が、2007年までパスポートが不要だったカナダとメキシコだったという[2]。
太平洋戦争後の日本では、1960年代の高度経済成長頃から一般人が旅行に出かけるようになった。まず企業の従業員による団体旅行(いわゆる慰安旅行)が盛んになった。目的地は大都会から数時間で行ける温泉地が多く、鬼怒川温泉、熱海温泉、白浜温泉などに巨大な温泉旅館が立ち並び温泉街が形成された。1970年代になると若者の個人旅行が活発になり、
若い女性を中心としたアンノン族が京都や軽井沢や中山道の妻籠宿などに大挙して押しかけた。また、長期間旅行をするための巨大なリュックサックを背負ったカニ族(狭い通路を横向きになって歩くことから)、
オートバイツーリングのミツバチ族(“ブンブン”とエンジン音を響かせて東へ西へ走り回ることから)が主に北海道に現れた。現在の日本では旅行の形態は多様化しており、各観光地では自分独自の特徴を打ち出して集客に努めているが、最近「癒し」を特徴とする観光地や施設が増えている。1980年代頃からは海外旅行も手軽に行けるようになり、
2000年代後半の今日においても旅行産業は急成長を続けている。人口減、高齢化社会を迎えていても年々海外旅行者数は前年度の記録を更新し続けている。
交通手段が自分の足だけという時代は、旅行を楽しむ余裕などなかった。『東海道中膝栗毛』などを見るとよく分かる。馬に乗る、船に乗るなどは、一般庶民には手が届かなかった。
鉄道が利用できるようになると、一般人でも長距離の移動が楽にできるようになった。
内燃機関の発達により、自動車(自家用車・バス)での旅、自動二輪での旅が可能となる。それにより船は船旅に利用されるだけでなく自動車・自動二輪の輸送用(フェリー)としても利用されるようになった。
現在は飛行機という空を飛ぶ交通手段も誕生し、地球の全ての場所が旅行の行き先へと変化していったのである。エベレストや南極すらパッケージ旅行の目的地になりうる。
また、最近では宇宙旅行を計画・販売している旅行会社も現れるようになった。
広義では米国のRecreational vehicle(RV)、狭義では同様に米国での大型自走式「Motorhome(モーターホーム)」と同義。また欧州ではドイツ語で牽引タイプをWohnwagenやキャラバン、自走式をWohnmobilと呼んでいるが、これらを日本ではすべてキャンピングカーと呼ぶ。
日本の道路運送車両法においては、特種自動車の使用目的3-4の「キャンプまたは宣伝活動を行うための特種な設備を有する自動車」(ここではキャンピング車と定義される)に該当すれば特種用途自動車に区分され、いわゆる8ナンバー登録が可能である。
以下架装形態での区分の一例。専門誌では「コンバージョン」の“バージョン”を削って「フルコン」「バンコン」と呼ばれたりもする。
フルコンバージョン
専用のシャーシに架装したもの。フルコンなどと呼ばれる場合があるが、シャーシを含めて自製されており、他社の完成車を改装したものではないため、正確にはコンバージョンでは無い。米国ではRVと呼ばれ、クラスAに相当する。ドイツではVollintegriertes Wohnmobil相当。全長は7メートルを超えるものもある。日本ではあまり普及していなかったが、昨今は自作するビルダーが日本にも増えてきた[要出典]。
キャブコンバージョン
キャブ付きのシャーシに架装したもの。一般的にはトラックを改造したものが多い。昨今はワンボックス車のBピラーより後ろをボディカットして作られるものも多い。通称キャブコン。米国のクラスC相当。ドイツでは架装によりバンクのあるAlkovenやバンクのないTeilintegriertes Wohnmobilに相当。
バンコンバージョン
キャンパーバンともよばれる、ワンボックス車などの内装、屋根等を加工して架装したもの。乗車定員が10名以下で普通免許で運転できるものが多い。一般的にバンコンと呼ばれる。米国ではクラスB相当。ドイツではKastenwagen。
バスコンバージョン
マイクロバスなどのバスに架装したもの。バスコン。窓が大きいため断熱性が低いと言われる。ドイツではWohnbusse。
軽自動車キャンピングカー
軽自動車をベースにしたキャンピングカー。近年のキャンピングカーブームや団塊の世代の余暇で注目を浴びている。ベース車両の価格の低さ、低維持費、取り回し易さ、駐車場を選ばない、夫婦2人での使用が可能など、日本での使用スタイルにマッチしていることが人気の理由。
このジャンルの中でもフルコンバージョン、キャブコンバージョン、バンコンバージョン、軽トラック用トラックキャンパーに分かれる。なお、軽登録のトラベルトレーラーも国産で少数ながら存在する。
キャンピングカーは法律上の特種用途自動車である必要はない。よって設備が必須かどうかは使用者の判断による。
一般的なキャンピングカーという定義は上記されているように寝泊りするための自動車である。これとは別に、日本では公道走行可能な車両の区分の一つの分類として道路運送車両法において、特種用途自動車という分類中に「キャンピングカー」という車両区分が定められている。あるカテゴリーの車両が、税金など法令上の諸条件の取り扱いを他のカテゴリーと区分して取り扱えるようになっているためのものである。
キャンピングカーが特種用途自動車の一種類として定められたのは、「所有者が日常的に頻繁に使うものではなく常用の車両を別途所有して納税している者がさらに追加で所有する車両である」といった認識から、日常的利用の乗用車や商用車とは税体系が異なる車両とされる免税措置的観点からであった。ところが、1980年代のRV(現代のSUV/ミニバン/ステーションワゴン相当)の流行時に、日常的利用の車両でも「キャンピングカー」
として登録できることが一般に知れ渡り、これがRVの販売促進につながったことから、実質的には「特種用途自動車のキャンピングカー」に該当しない車両までもがこれを取得する状況が増加した。多くは単に税負担軽減目的での取得だった。このため、改正された法令が2003年に施行され、より厳密な構造要件が制定され、また排気量別の税体系に変更されたことにより税軽減のメリットは無くなり、先の状況は解消されている。