そう言えば、物心つく頃、
4歳ごろだと思います。


父親に2階から落とされかけました。
これは紛れもなく真実です。


酔っ払って、目がおかしかったのを覚えています。
何度も私の怖がる姿を目に、
恐怖に怯えました。



それからというもの、
私がアパートの鍵に足が届かないのをいいことに
狭い2kのアパートの中を追いかけ回し、
怖くて泣いてしまうと、『泣くな!』や
『次騒いだらぶっ殺す!』などと脅迫され、
たんこぶができ、生傷ができ、
なによりも[人への恐怖]が募りました。




そして最悪な事態に見舞われました。
二度目の殺人未遂です。


小学5年生のまだ力のない私へ、
目がうつろな父は、包丁を持ち出しました。



流石の私でも、[これは本気でやばい]と、
心底恐怖に怯えました。



父はそれで突くそぶりを何度繰り返したでしょう。



恥ずかしい話、ちびりました。
本当に怖く、狂気の沙汰だと感じました。



もうこの人には敵わない、
もう終わりだ、そんな事ばかり頭をよぎりました。



父は遊び感覚だったのでしょうか、
私が怯え、動けなくなった姿をはた目に、
包丁をしまいました。




母親よりも、祖母が一番心配してくれて、
姉も庇ってくれていました。