ーーー今から12年前、
俺は優里奈と言う女性と付き合っていた。
出会いのきっかけはお互いの知り合いからの紹介だった。
一目見た時から彼女に一目ぼれをした。
だが、俺は優里奈のいる世界とは違う、"アイドル"だった。
俺は相葉雅紀、嵐というアイドルグループを組んでいる。
今は駆け出しの頃の嵐、
恋愛なんてもってのほか、恋なんてあっちゃいけないようなものだった。
だって俺はアイドル。
ファンの夢を売っている。
けど俺だって一人の人間だ。
恋することだってある。
俺は優里奈と言う女性のことを好きになった。
寝ても覚めても頭の中は優里奈のことばかり。
番号を交換してメールだけのやり取りが半年続いたある日、
俺は決心して優里奈にメールでデートのお誘いをした。
すると、優里奈からokの返事が。
俺は喜びの余り、ベットから落ちて足を痛めた。
「いってぇ......」
でも足の痛さよりも喜びの方が大きかった。
だが、俺はアイドル。
優里奈は俺がアイドルだとは気づいてない状況だった。
『‐アイドルの人とは付き合いません』って言われたらどうしよう...とか考えて
でも言わないといつかばれた時にややこしいことになる。
んじゃもう、正直に言おう。
振られても別にいい。
言わないほうが後で後悔すると思ったから..............
それから何回かデートを重ね、決心して俺は言った。
『ーーーあのさ、俺............アイドルなんだ。芸能人がダメだったら諦めるつもり。』
結果.......俺がアイドルだということ優里奈は『全然大丈夫』と言ってくれた。
でも、
「中々会えないかもしれない、会えても家だったり、
遠くには連れていけないかもしれない」
そう答えると、優里奈は
『それでもいい』と答えてくれた。
嬉しかった。
彼女は一般、ばれたら大変なことになる。
俺が彼女を守らなきゃ。
俺はアイドル。
恋愛はしちゃいけないこと。
けど、俺は禁忌を犯したーーーーーーーーー。
それから俺はアイドルの時はそっちに集中してプライベートのこと一切感じさせない様にして、
たまにお休みの時は前日からウキウキして
メンバーからきもがられても....俺は幸せだった。
辛い事があっても頑張れた。
それは優里奈が居てくれたから。
頑張れる気力にもなった。
隣に居てくれるから、頑張れる。
だから俺が彼女を守らなきゃって......
守れるって信じていたーーーーーー。