僕は人を殺した。
手にはべっとりと血がついてて顔には返り血がついていた。
僕はこれからどうすればいいんだろう.....
逃げてもいつかは見つかって深い暗い部屋に入れられ、
ずっと太陽の光を浴びれない生活になるだろう....
そしてテレビで放送され、人殺しなんてテレビには出られない。
僕を好きでいてくれる人たちもいなくなる。
そしてメンバーも................-------そんなのやだよ。
誰に嫌われたっていい世間に嫌われようが僕はどうでもいい、
けど、メンバーには....メンバー達には嫌われたくない。
皆、今探してるかな?
でも、こんな姿で会ったらますます嫌悪感を抱かせてしまう、
ここから逃げなきゃ......
と、一歩踏み出そうとしたが足が震え、一歩がどうしても進めなかった。
みんなごめん......目から涙がポロポロと流れ落ちた。
もう僕は皆とは一緒にやれない。
もう嵐には戻れないんだ.........
僕は膝から崩れ落ちた。
ごめん....ごめんっ......ごめん.......
どん底まで自分がしでかした事を悔いていた。
いっそのこと.........
ふと目に入ってきた血が付いた包丁。
裾で涙を拭いてからそれを取った。。
僕が居なくなれば...............
両手で包丁を持ち自分に向けた。
皆、こんなバカなリーダーを許してね?
さよな....------------
決心を決めて勢いよく刺そうとした瞬間、
《---------リーダー......!!!!!!!》
と僕を呼ぶ声が聞こえた。
手を止め、辺りを見渡してみると誰もいない。
なんだ....空耳か、今の声、ニノの声だった。
てっきり探してきたのかと思ったけど僕の聞き間違いだったかな?
僕は目を瞑り深呼吸した。
今度こそ、さよなら-------------
そう刺す瞬間、また「リーダー.....!!!!!!」
と呼ぶ声が今度はハッキリと聞こえ、僕は周りを見渡すと、
そこにはニノも翔ちゃんも相葉ちゃんも松潤もいた。
僕のこと、探しに来てくれたの?
でもどうして?
メンバー達を見ると、ニノの手に僕の携帯を持っていた。
嬉しい....けど最後の瞬間は見られたくなかった。
僕は初めてメンバー達に怒鳴った。
智「-------来ないで!!!!!!!」
大野の怒鳴り声に四人はびっくりしておののいた。
すると、二宮が口を開いた。
和「.......何しようとしてるんだよ」
雅「え?どういうこと?」
和「それで.........死ぬつもりか?」
大野の持つ包丁を見て二宮は言うと、
他三人もそこに目が行き一瞬にして血の気が引いた。
雅「え?嘘でしょ?」
翔「智くん...........」
智「........」
大野は答えようとしなかった。
メンバーは大野から目を離したとき、衝撃の光景を目にした。
潤「嘘だろ.........」
雅「----!!円藤...さんっ」
大野の近くで倒れてる人物。
それは嵐がお世話になってる運転手兼マネージャーだった。
相葉と櫻井は急いで円藤さんの元へ向かい
声を掛けたがすでに息は無かった。
雅「嘘だよ......そんな.....どうしてっ!!」
円藤さんの胸に倒れるかのように顔をうずめ、泣き叫ぶ相葉に
大野はただ下を向くだけだった。
すると悲しい空気を二宮が変えた。
和「もしかして...........リーダーじゃないよね?」
そう言う二宮にメンバー達は唖然とする。
潤「はっ...何言ってんだよニノ、
冗談にも程があるだろ」
雅「そうだよ、リーダーがそんなことするわけない、
ニノ、冗談でも怒るよ?」
翔「ニノ、どうした?」
メンバー達が二宮に注目する中、
二宮はただまっすぐ大野だけを見つめていた。
自分を見る目線に耐え切れなくなり、後ろを向く大野。
何も答えない大野に二宮以外も不信感を感じる。
雅「ねぇなんで答えないの?ねぇリーダー!!」
潤「なんか答えろって.....なに黙ってんだよ」
和「黙ってるってことは本当、なの?」
翔「何か話して、お願いだから......」
智「........」
皆.........ごめんっ---------------